
急成長中のウェブトゥーン市場に「原作」を提供。注目の日本最大級小説サイト「テラーノベル」の戦略とは
スマートフォンのスクロールを活かした縦読み、フルカラー、1話ごとの購入が可能な“話売り”など、これまでの漫画の概念を覆すスタイルで支持を得ているWebtoon(ウェブトゥーン)。韓国で生まれたこのWebtoonは、2022年から2028年の間に36.7%以上もの成長率で市場が拡大するとの予想もあり、日本においても今後市場が成長していくとみられています。 しかし、急激な市場拡大に伴い、「原作が不足する」という新たな課題も生まれています。この課題解決への寄与が期待されるのは、主にZ世代から支持を受ける小説投稿プラットフォーム「テラーノベル」。現在テラーノベルは、アプリのダウンロード数が600万件を超え、作品数は600万点(2023年4月時点)に達しています。今回は、テラーノベルを運営する株式会社テラーノベルの代表取締役を務める蜂谷 宣人氏に、Webtoon市場が拡大している要因や、原作となり得るWeb小説が若者から支持される理由、同社の今後の展望についてお話を伺いました。