ビジネスチャットツール「Slack」の基本的な使い方12選
2020/10/7
ビジネスチャットツールとして普及している「slack」ですが、使い方が分かりづらいと感じてい方のために、当記事では分かりやすく使い方を解説していきます。実際に使用する際にぜひ参考にしてください。
Contents
slackの使い方を知ろう!
本記事では、ビジネスチャットツールの中でも特に国内利用者数が急増している「Slack」の概要、市場規模、基本的な機能や使い方などについて解説いたします。
ビジネスチャットツールとは?
ビジネスチャットツールの市場規模と導入状況
ITR Market View:ビジネスチャット市場2019
ビジネスチャットツールの市場規模が拡大している背景には、営業管理システムや勤怠管理システムなどの連携が可能になったこと、テレワークの推進などが大きく影響しています。
また、サイバーソリューションズの調査によれば、ビジネスチャットツールの導入率は33%と、未だ半数以下の導入率にとどまっています。
メールとビジネスチャットツールの利用実態調査 働き方改革促進のカギは、社内メールの負荷軽減にあり
Slackとは?
大手企業の採用も増えてきており、三菱重工、リクルート、凸版印刷、小野薬品、パーソルキャリアなど、幅広い業種で使われています。
無料版と有料版の違い
基本的な使い方と機能
アカウント作成とインストール
Slackの特徴的な点は、他のメールアプリやチャットツールのように、1つのアカウントでA社、B社など複数のワークスペースに参加できないことです。A社ではaのアカウント、B社ではbのアカウントといったように、各ワークスペースごとに、アカウントを作成する必要があります。
ワークスペースの作成/参加
②自分のメールアドレスを入力し、[次へ]をクリックします。Slackから届いたメールに記載されている6桁の確認コードを入力し、ワークスペースに名前をつけて[次へ]をクリックします。
これで、ひとまずワークスペースの作成は完了です。自分のアカウントを作成したいだけの場合は、特にメンバーを招待せず、任意の名前でワークスペースを作成しましょう。
①ワークスペースに参加しているメンバーからメールで招待してもらう
②勤務先のメールアドレスを使用し、社内のワークスペースに自動で参加する
③自分のメールアドレスを検索して、参加資格のあるワークスペースを見つける
①デスクトップアプリで、右上にある自分のプロフィール写真をクリックします。
②メニューから[プロフィールを表示する]を選択します。
③[その他]をクリックし、[アカウント設定]を選択します。
④下にスクロールして[アカウントを解除する]をクリックします。
⑤パスワードを入力して[パスワードの確定]をクリックします。
チャンネルの作成/参加
また、チャンネルには、「パブリックチャンネル(#)」と「プライベートチャンネル(鍵マーク)」の2種類があり、プライベートチャンネルは招待を受けたメンバーしか参加することができません。
①デスクトップの画面左上にあるワークスペース名をクリックします。(作成権限が付与されていない場合は表示されません)
② [チャンネルを作成する]をクリックします。
③任意のチャンネル名を入力します。チャンネル名のプレフィックスを選択するオプションが表示される場合には、ドロップダウンメニューからいずれかを選択できます。プレフィックス以下は、日本語、英字 (小文字)、数字、ハイフン、アンダーバーが使えます。スペースやピリオドはNGです。
④プライベートに設定するには、[プライベートチャンネルにする]をクリックします。
①左サイドバーの[チャンネル]の [プラスアイコン]をクリックします。
②[チャンネル一覧]から、参加したいものを選び、[チャンネルに参加する]をクリックします。
-チャンネルを退出する-
チャンネル退出の手順は以下のとおりです。
①チャンネルの右上の(i)マークをクリックします。
②[その他]をクリックし、一番下の[チャンネル名を退出する]を選択します。
ただし、最初にデフォルトで追加される#general (ジェネラル) チャンネルは退出できません。また、一つのチャンネルのみ招待されている「シングルチャンネルゲスト」は、参加しているチャンネルを退出できません。
チャットを送る
-ダイレクトメッセージで送る場合-
[すべてのDM]をクリックし、[送信先]に送りたいメンバーの名前を入力し、下のカーソルが表示されている欄に任意の文字を入力し、 [紙飛行機アイコン)]をクリックして、送信します。
通話機能
知っていると便利なSlackの使い方
メンション
個人宛の場合は、メッセージの前に「@名前」をつけます。また、目的に沿ってメンバーに一括でメンションもできます。
@here…チャンネル内でアクティブなメンバーのみに通知が届く
@channel…チャンネル全体に通知が届く
@everyone…#general チャンネルの全員に通知が届く
検索機能
in:チャンネル名…指定したチャンネル内のメッセージやファイルのみを検索
in:@表示名…指定したユーザーとの間のダイレクトメッセージのみを検索
from:@表示名…すべてのチャンネルやダイレクトメッセージから、特定の相手からのメッセージに絞って検索
before:日付/after:日付/on:日付…日付、時間で絞り込んで検索する
ブックマーク
引用
引用したいメッセージにカーソルを合わせると、右上に[矢印マーク]が出てくるので、クリックすると、共有相手の選択画面とメッセージ作成画面が表示されます。[メッセージを確認する]のリンクから引用元を確認できます。
-URLによる引用-
引用したいメッセージにカーソルを合わせると表示されるメニューバーの右側、三点リーダー[その他]をクリックします。メニューが表示されるので、[リンクをコピー]を選択します。こちらも同様に、URLから引用元を確認できます。
-書籍設定の記号などでの引用-
「>」を入力した後に、メッセージを入力すると、引用記号がつきます。自分の発言と誰かの発言を分けてメッセージを作成したい時に有効です。ただし、引用箇所は直接ペーストしているため、引用元へ飛ぶことはできません。
通知
①ワークスペース名の部分をクリックし、メニューから[環境設定]を選択します。
②次に[通知]から、「すべての新規メッセージ」「ダイレクトメッセージ&メンション&キーワード」「なし」のいずれか選択します。
-キーワード通知-
「ダイレクトメッセージ&メンション&キーワード」を選択すると、「マイキーワード」の設定ができます。「マイキーワード」の部分で、通知を受けたいキーワードを設定します。なお、キーワードは大文字・小文字の区別はなく、完全一致です。また、複数のキーワードを登録する場合はカンマで区切りましょう。
-チャンネルごとの通知設定-
チャンネルごとに通知設定をすることもできます。
①チャンネルを開き、右上の[iマーク]をクリックし、右サイドメニューを表示させます。
②続いて[その他]をクリックし、[変更通知]を押します。全ての新しいメッセージ、メンションのみ、なしのいずれかから任意のものを選択します。
②[Add Choices]をクリックし、選択肢を入力していきます。
③選択肢の数をさらに追加する場合は[Add Another Choices]をクリックします。
Slack Bot
①ワークスペース名をクリックし、メニューを表示させて、[その他管理項目]から[以下をカスタマイズ]を選択。
②次に、Slackbotのタブをクリックし、[メンバーがこう言ったら]の部分に条件キーワードを入力します。(カンマを入れることで複数ワードを設定可能)
③[Slackbotの返信]に返信内容を入力します。( \n を挿入すると、複数行の返信を追加可能。)
ショートカット
・Ctrl(Command)+ ↑ (直近のメッセージを編集)
・Ctrl(Command)+ . (右サイドバーの開閉)
・Ctrl(Command)+ U (ファイルをアップロード)
・Ctrl(Command)+ Shift + A(全未読を開く)
・Shift + Esc (全メッセージを既読)
まとめ
ぜひ、この記事を参考に、Slackの導入を検討してみてはいかがでしょうか。