嗜好データ分析による売り場づくりを実施!日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」の新たな活用で嗜好分析結果の上位銘柄の「売上本数」8.4倍を記録!
2024/4/18
嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC株式会社は、日本酒ソムリエAI「KAORIUM for sake」に蓄積された顧客ニーズデータを活用し、今までにない新しい売場づくりを実施した。その結果、実際の導入店舗において、嗜好分析結果上位の銘柄「売上本数」が8.4倍を記録するなど店舗の売上げに貢献した。
※KAORIUMはSCENTMATIC株式会社の登録商標。
Contents
■アンケート等とは違う、AI「KAORIUM for sake」が実現する 来店客の潜在ニーズデータ分析を基にした新しい売り場づくり
今回は、営業支援DXツールの枠を超え、実際の来店客が買い物中にAI「KAORIUM for Sake」を使用することで蓄積された大量の嗜好データを活用することで、来店客が求めているものをより分かりやすく、よりピンポイントに提示する売り場づくりを実現した。
蓄積されたデータから来店客の嗜好の傾向を分析し店舗独自の日本酒人気ランキングを作成、KAORIUMオリジナルの言葉・表現を用いた販売促進用ポップアップを商品と合わせて展示した棚を設置した。マーケティング調査やアンケートではない、実際の店舗の買い物客から取得したリアルなデータを活用することで、来店客の嗜好にフィットした売り場づくりと高い訴求効果を実現。店舗スタッフの方からも「設置直後からたくさんのお客様が立ち止まって見てくれる」と好評だった。
■嗜好・ニーズのビックデータ分析活用による訴求効果の高さで売上げアップ!
「リラックスしたい + 故郷のぬくもり」「フルーティ + プラムのような」等ユーザーがKAORIUMで選んだ「なりたい気分」「好みの味わい」や、KAORIUMが検索結果として表示した日本酒の銘柄を分析することで、来店客の嗜好にフィットした訴求力の高い棚を設計。売り場に棚を設置することで、嗜好分析結果上位に該当するお酒の売上げ本数が8.4倍にアップした。
■日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」とは
日本酒ソムリエAIの表す言葉を見ながらお酒を味わうと、味覚の感度が広がり、これまで感じられなかったようなお酒の味わいが感じられるようになる。言葉を意識しながら香りを深く味わう体験は左右両脳を活性化し(※1)、まだ見ぬ感性への気付きをもたらす。
(※1)参照元:「注意が脳での嗅覚処理に及ぼす影響 ―脳波計測により匂い呈示後1秒以内の脳活動の変化を検出―」https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20190322-1.html