AI時代の学びを子どもたちへ 水戸市内の全小中学校48校に『AIの世界へようこそ』が寄贈される

子どもたちに贈る、少し早めのクリスマスプレゼント――AIリテラシーを楽しく学べる1冊

株式会社学研ホールディングスのグループ会社、株式会社Gakkenより刊行された図書館向け書籍『AIの世界へようこそ 未来を変えるあなたへ』(著:美馬のゆり、公立はこだて未来大学教授)は、2024年12月12日(木)から茨城県水戸市内の全小中学校48校へ寄贈されることとなった。この寄贈は、茨城県女性団体連盟が主催した著者の講演会をきっかけとして、茨城県水戸市在住の西連寺氏の熱意により実現したものである。

■きっかけとなった講演会と、広がっていった思い

2024年11月、茨城県女性団体連盟主催の講演会で、公立はこだて未来大学教授の美馬のゆり氏が「AI時代の学びと幸せ ~生活者の視点の重要性~」をテーマに講演した。その中で本書を紹介したところ、聴講していた西連寺節子氏は、AIという複雑なテーマをわかりやすく伝え、AIのある未来を考える重要性を示した内容に心を動かされた。その後、西連寺氏は地元の小学校を訪問した際に本書を紹介し、校長会で大きな反響を受けた。「市内の全小中学校にこの本を届けたい」という強い思いから48校への寄贈を決意した。
そして、2024年12月12日(木)、西連寺氏からの寄贈として、美馬氏のサイン入り書籍50冊が水戸市教育委員会に届けられた。

■関係者のコメント

◆西連寺節子氏(寄贈者)
この本は、AIの仕組みやリスクへの理解を深めるだけでなく、未来に対する新たな視点を提示する貴重な一冊だ。特に第4章で語られている「AI時代の幸せとは何か」、「私たちはどんな未来を創るべきか」という内容が素晴らしいと感じている。1人1人がこの問いに真摯に向き合えば、必ず世界は良くなる。1人でも多くの子どもたちにこの本が読まれることを願っている。
◆水戸市教育委員会 担当者
本市の全ての小中学校における読書環境の充実に貢献いただき感謝している。本書はイラストが多く使用され、子どもたちに分かりやすく書かれている。AIに対する理解を深めるだけでなく、子どもたちが未来をつくる存在であることを学ぶ貴重なきっかけとなるだろう。
◆著者 美馬のゆり氏
図書館用に制作された本が、子どもたちの手に届くことは著者としてこの上ない喜びだ。この本の副題「未来を変えるあなたへ」には、「あなたも未来を変える力を持っている」というメッセージを込めた。今回の出来事は、一人の気づきが未来を変える力を持つという信念をさらに強めてくれた。

■子どもたちに今こそ「AIリテラシー」を贈ろう

『AIの世界へようこそ』は、小学校高学年から中高生を対象としたAI入門書だ。AIという複雑な技術を正確かつわかりやすく伝えることを目的に、美馬氏が1年以上の歳月をかけて執筆した。豊富なイラストや図解、Scratchを使った実践的なワークなどを通じて、読者がAIの仕組みや社会への影響を体験しながら学べる内容となっている。
さらに、本書はAIの基本的な知識を身につけられるだけでなく、「AI時代における幸せとは何か?」や「私たちはどんな未来を目指すべきか?」といった、これからのAI時代に考えるべき重要なテーマを多角的に伝えている。この本を読み終える頃には、読者自身こそが、未来を前向きに変える「チェンジメーカー」であることに気づかされるだろう。著者のあたたかいメッセージが込められた一冊だ。
※本書は図書館向け商品につき、一般の書店ではあまり流通していない。お近くの図書館へのリクエストなどを通してご覧いただくか、取り扱いのあるネット書店でお買い求めいただきたい。
▲『AIの世界へようこそ』の紙面①

▲『AIの世界へようこそ』の紙面①

出典元:プレスリリース
▲『AIの世界へようこそ』の紙面②

▲『AIの世界へようこそ』の紙面②

出典元:プレスリリース

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