シナモンAI、企業のデータ活用を大幅に拡張する定型・非定型対応AI-OCR「Flax Scanner HUB」を先行提供開始。
2024/1/19
国内の大手企業へAI(人工知能)ソリューションを提供する株式会社シナモンは、AI-OCRと生成AIを統合し、企業におけるデータ活用を大幅に拡張する「Flax Scanner HUB(フラックス・スキャナー・ハブ)」を2024年4月より販売開始(予定)、2024年1月19日より先行提供を開始した。
これにより、世界では128億ドルの市場規模*であるインテリジェント・プロセス・オートメーション(IPA)市場へ本格参入するとのことだ。
*参照:Panorama Data Insights: インテリジェント・プロセス・オートメーション市場 世界の機会分析および2030年までの産業予測
■「Flax Scanner HUB」 開発の背景と概要
シナモンAIでは、これらの課題を解決するため、これまで技術資産として蓄積してきたインテリジェント・ドキュメント・プロセシング(IDP=文書を解析し情報を抽出・整理するための先進技術)と新たな発展をみせる生成AI技術を統合し、帳票の定型や非定型を問わず、事前学習不要で必要項目を高精度で読み取り、抽出することができるイノベーティブなAI-OCRソリューション「Flax Scanner HUB(フラックス・スキャナー・ハブ)」を開発した。
これにより、顧客のAI-OCR導入・活用の体験を革新し、企業におけるデータ活用の大幅な拡張を実現するとのことだ。
■柔軟な提供形態とパートナー企業連携
また、「Flax Scanner HUB」は、クラウドのメリットを活かしたスピーディな導入体験や、オンプレミス環境や専用サーバーの特徴を活かしたセキュアな生成AIの利用を可能にしているため、エンドユーザー企業、システムインテグレーター企業、BPO企業を問わず、様々なパートナー企業に、安心してソリューションを利用していただくことが可能だ。