生成AIを利用した「AIアシスタントコーチ」がデジタル版練習ノート「Build」に登場。選手1人ひとりにあったパーソナライズサポートが可能に。

2024/2/27

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考える人を育てることを目指すAruga株式会社と株式会社Deportare Partnersは、デジタル版練習ノート「Build」内で、独自AIを開発し、選手一人ひとりの成長をAIがサポートするサービス「AIアシスタントコーチ」の提供を開始した。

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■「AIアシスタントコーチ」概要

デジタル版練習ノートBuildでは、選手がLINEを利用して日々目標設定や振り返りを行う。選手一人ひとりの目標設定や振り返りのテキストデータをAIが読みとり、その選手にあったパーソナライズサポートを行う。選手を成長させる質問を行う「質問AI」と選手の目標設定の評価とアドバイスを行う「目標設定サポートAI」の2種類のAIが搭載されている。

【専門家による独自開発】
AIはChatGPTを単純に利用しているわけではなく、AIの専門家とスポーツ心理専門家、弊社が3年以上運営してきたデータを掛け合わせて独自開発しているとのことだ。

出典元：プレスリリース

■ 選手を成長させる質問を行う「質問AI」

BuildのLINE上で行われた選手の振り返りに対して、AIが自動で質問を行いう。以下の4つのポイントをもとに質問を行う。これにより、選手の思考の幅を広げたり、課題の深掘りができる。

・内容の明確化「〜とはどういう意味かな？」
・掘り下げ「〜についてより詳しく話してもらえるかな？」
・具体化「具体的にはどんなことだろう？」
・選択肢を広げる「〜のために他に考えられることはないかな？」

出典元：プレスリリース

■ 選手の目標設定を評価、アドバイスを行う「目標設定サポートAI」

BuildのLINE上で行われた選手の目標設定に対して、AIが評価やアドバイスを行う。スポーツ心理学でも有効とされる目標設定フレームワーク「SMART」をもとに、サポートを行う。目標設定の評価をSMARTの軸で星4段階で評価し、それらを踏まえて目標設定案もAIが提示する。

目標設定フレームワーク「SMART」
・Specific 目標が具体的であること
・Measured 測定が可能であること
・Achievable 達成が可能であること
・Relation 目標に関連性があること
・Timed 達成の期限があること