Ubie、厚生労働省「生産性向上・職場環境整備等事業」の活用支援を開始

Ubie株式会社は、厚生労働省令和6年度補正予算で成立した「生産性向上・職場環境整備等事業」の開始に伴い、本補助金の活用を支援する取り組みを実施する。本事業は、医療機関の生産性向上と職場環境整備を目的とし、病院・有床診療所は病床数に応じて、無床診療所は施設ごとに補助金が交付されるものだ。Ubieでは、本事業に対応した「生成AI特別パッケージ」の提供を予定している。さらに制度の理解促進と効果的な活用を支援するため、病院向けオンラインセミナーを12月20日より開催する。セミナーでは厚生労働省の「生産性向上・職場環境整備等事業」の補助金概要だけでなく、生成AIの活用方法や事例を踏まえた内容を伝える。

厚生労働省令和6年度補正予算において医療機関様向けの生産性向上・職場環境整備等の支援策となる「生産性向上・職場環境整備等事業」が成立する。本事業は人口減少や医療機関の経営状況の急変に対応する緊急的な支援パッケージの一つであり、医療機関等へ業務の生産性向上に資する財政支援を行うことで、職場内の生産性向上・環境整備等を図り、地域に必要な医療提供体制を確保することを目的としたものである。
＜「生産性向上・職場環境整備等事業」概要＞
生産性向上に資する設備導入等の取り組みを進める医療機関等（ベースアップ評価料算定機関に限る）に対して経費相当分の給付金を支給し、生産性向上・職場環境整備等を図る。
【交付額】※補助率 10/10
- 病院・有床診：4万円／病床数
- 診療所（医科・歯科）：18万円／施設
【生産性向上に資する取り組みのイメージ】
○ ICT機器の導入による業務の効率化
- タブレット端末、離床センサー、インカム、WEB会議設備等の導入 → 職員間の情報伝達の効率化（チーム医療の推進）
- 床ふきロボット、監視カメラ等の導入→ 清掃業務、院内監視業務等の効率化
○ タスクシフト／シェアによる業務の効率化
- 医師事務作業補助者・看護補助者の配置 → 医師・看護師の業務効率化（診断書作成、病室内の環境整備や看護用品の整理等）
▼本事業の詳細はこちらをご覧ください
厚生労働省「令和6年度 補正予算案の主要施策集」
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/24hosei/dl/24hosei_20241129_01.pdf