社内データをChatGPTに追加学習できるバックオフィス向け業務効率ツール「AIbox」を提供開始
2024/6/4
スノーリーズ株式会社は、2024年6月3日より法人向けChatGPTサービス「AIbox(エーアイボックス)」の提供を開始した。テクノロジーのベースには、Azure Open AIを採用しスノーリーズが独自に開発したチャット画面、データのアップロード、利用履歴などが参照可能な管理機能をASPサービスとして提供する。
■リリースの背景
■AIboxとは
管理機能では、取込むデータの登録、チャット問合せ履歴、回答の満足度などの機能を提供する。システムの提供だけでなく、回答の精度を高めるための取込みデータ加工、チューニング及び、運用開始後のデータ改善まで含めサポートする。
・画面イメージ1
ユーザ側のチャット画面(イメージ)※各社ごとにデザイン変更が可能
■システムイメージ
■特徴
AIに適切に回答を促すには、取り込むデータの加工やチューニングが必要になるが、多くのサービスではそこはユーザ任せになってしまい、満足のいく回答提示が行えていないことが多くある。
そのため、「導入したけど使えない」「思っていたのと違う」というようなことが起こりやすいが、AIboxはそのような状態に陥りにくいよう専任のAIエキスパートがサポートする。
■想定する導入企業
既に何らかのチャット応答システムを導入しているが、満足な回答が返答できず改善を図りたいと検討している企業。
■セキュリティ面
また、Azure Open AI Serveceのモデルをトレーニングに利用データが使われることもない。そのため、秘匿性の高い社内文書であっても安心してデータアップロードいただける。