スモールスタート可能なAI画像認識システム「VisAI(ビズアイ)」誕生! 画像検査・OCR/バーコード読取で、目視での外観検査を半自動化
2024/9/11
RFID/バーコード/画像認識など自動認識システムの企画・開発・製造・販売を行う株式会社マーストーケンソリューションは、スモールスタート可能な画像処理システム「VisAI(ビスアイ)」の販売を開始する。従来、目視・手作業で作業者が行っていた作業をVisAI で省人化、半自動化して、安定した作業精度と効率化を実現し、社会問題の一つである人手不足に対応。社会が求めているDXを現場から始める。
■概要
VisAIは、AIを駆使したディープラーニング(深層学習)の導入により、画像認識の精度を飛躍的に向上させた。各種設定も専門SEでなく現場担当者がGUIで素早く行える。この進化させたAIソフトウェアを専用エッジAIカメラ「VisAI-Edge」やスマートフォンに搭載し、高速・高精度な検査作業や、文字をデジタル化するOCR、バーコードの認識を実現している。
■想定現場
■活用イメージ
■特徴・機能
• 画像検査機能
- AIを活用した画像検査機能(VisAI画像比較等)
- モデル学習のためのツール「VisAI-Training」(オプション)
- ブロブ解析、パターンマッチング
• OCR:英数字、日本語(漢字、ひらがな、カタカナ)
• 1D/2Dバーコード読取
■各種設定は専門SEでなく、実際の操作を行う現場担当者が設定可能であり、プログラミングすることなくノーコードでGUIでの設定ができる。
■さまざまな機器構成が可能であり、簡単な検査設定とも合わせ、多くの現場ニーズに対応し、効果を発揮しやすい素早い導入、トライ&エラーを可能にする。
■導入しやすいサブスクリプションプランも用意。
■簡単GUIで検査設定が可能
プログラムやディープラーニングの専門知識が無くても、GUIで直感的に操作可能
1. カメラで対象を撮影し、検査したい領域(ROI)を画面上で囲う
2. 検査手法をドロップダウンで選択
3. 合否判定のしきい値を設定 or 読み取ったデータの処理を設定
■効率アップのための便利機能
設定完了した上記検査内容を「シナリオ」として複数登録でき、必要に応じてワンタッチで呼び出すことができる。
■低コストで効果検証(PoC)が可能
VisAI共通アプリケーションを搭載したスマホ版「MoMaVi」で実現可能性と効果を一次検証。導入時にスムーズに使用できるか、導入後にどのようなオペレーション変更が可能か、どの程度効果があるかを可視化でき、より効果的な導入を可能にする。
■効果
VisAIで業務の半自動化を進め、現場は人手に頼る目視作業から解放される。
②熟練作業者の後任問題の解消
VisAIの高機能な検査機能が、熟練者の不足という状況の中で現場を支える。
③労働生産性の向上・DX化の第一歩
Edgeデバイスの導入により、検査エビデンスの確保と多重構造の検査工程の負担を軽減。結果分析により傾向、不良予測が可能となり製造DXを進める。