AIでドライバーなどの眠気を予測!アドダイス、ResQ AI「眠気スコア」トライアル参加企業を募集

バス、タクシー、トラック、航空、船舶等の運輸・運送業、倉庫業など、AIで眠気の予兆をスコア化する「眠気スコア」で、ドライバーなど現場で働く方の健康見守りと安全安心な運行・運営を目指す。

株式会社アドダイスは、2024年10月8日(火)、ヘルスケアAI「ResQ AI」に新たに実装する「眠気スコア」のトライアルに参加する企業を募集することを発表する。
アドダイスは、独自のAI基盤技術「SoLoMoN® Technology(ソロモン・テクノロジー)」に基づく予兆制御®技術により、健康・医療、産業など様々な分野にAIソリューションを提供している。このたびの「眠気スコア」実装により、現場で働く方の健康見守りと安全安心な運行・運営を目指す。

■募集要項

• 対象業種
• バス、タクシー、トラック、航空、船舶等の運輸・運送業、倉庫業など、従業員の眠気対策を必要とする業種
※その他の業種も相談に応じる。応募フォームよりまずは連絡すること。
• 応募締切
• 2024年12月20日(金)23:59必着
• トライアル期間
• 利用開始日から最長60日間(応相談)
• 最終利用日は2025年1月31日(金)まで
• 費用
• 原則無料(お客様の状況により相談可能)
※通信等に関わる費用など、お客様に負担いただく場合もある。あらかじめ了承すること。
※スマートウォッチからResQ AIにデータを連携するために、おひとり1台のスマートフォンが必要。
※ResQ AIの利用には、PCおよびブラウザが必要。
• 応募方法
• フォームから応募する。 https://forms.gle/z8GDML5R4ZAsDhxXA
※応募後、打ち合わせを行う。Zoom等オンラインでも対応する。

■トライアルの流れ

(1)乗務員など従業員に、スマートウォッチを装着してもらう。
(2)心拍数、呼吸数などのバイタルデータが、スマートフォン経由でResQ AIに送信される。
(3)ResQ AIが心身の状態を解析し、「眠気スコア」の実測値と予測値を提示する。
「眠気スコア」を試用し、貴社の実情に合わせた運用を検討すること。
出典元:プレスリリース

■先行事例のご紹介

「眠気スコア」開発に際し、大手観光バス会社および損害保険会社等と連携し、運転手の眠気を捉え、居眠り運転を防止する実証実験を実施している。詳細は以下を参照。
• 2024年2月29日 プレスリリース
 ドライバー・乗務員の居眠り運転・眠気による交通事故をAIで防止
 バス会社×損害保険会社×AIプラットフォーム開発会社、共同で新規AIを構築
 健康見守りAI「ResQ AI」による眠気予測「眠気スコア」解析実証実験を開始
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000056652.html

■開発背景

ドライバーの労働時間上限規制、いわゆる「2024年問題」は、人手不足や現場の高齢化と相まって、運輸・運送業の大きな経営課題である。
この課題は運輸・運送業だけでなく、人命や安全、社会のインフラ維持等を担う業種・職種では、従業員が心身ともに健康な状態で業務に当たることが必要。
アドダイスは、独自のAI基盤技術「SoLoMoN® Technology(特許第6302954号)」に基づき、様々なIoTデータからリスクの「予兆」を捉え、スコア化するAIソリューションを提供している。
今回の「眠気スコア」は、バイタルデータから心身の疲労をAI解析し、眠気の予兆をスコア化する。スコアが高まると警告を発し、ドライバーおよび運行管理者に気づきを促す。
一般的なバイタル測定機器を利用した健康管理等ソリューションは、主として「実データが設定値を超えると警告を発する」ものだが、ResQ AIは「AIが予測するリスクをスコア化し、設定値を超えると警告を発する」点が異なる。
眠気の予兆を知らせることで、大事故につながるドライバー・乗務員の居眠り運転を回避し、AIを活用して安全・安心な輸送・運送の実現に寄与する。

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