サービス業特化型の職場DXアプリ「はたLuck」、シフトワーカーのエンゲージメント向上を目指し「ミニボーナス」機能をリリース

サービス業の生産性と働きがい向上を支援する株式会社HataLuck and Personは、職場DXアプリ「はたLuck」の「ミニボーナス」機能をリリースしたことを知らせる。業務貢献度に紐づく、給与以外のデジタルギフトによるインセンティブを通じて、アルバイトやパート社員などのシフトワーカーのエンゲージメント向上を目指す。

サービス業では、年末年始や連休などの繁忙期の人材確保や、時給制シフトワーカーの業務の貢献度に応じた評価機会不足が課題だ。一方で、人的資本経営への関心が高まり、非正規雇用者への待遇改善も求められている。厚生労働省の調査※によると、サービス業の非正規雇用者と正規雇用者間では、「雇用の安定性」や「福利厚生」に対する満足度に大きな差があることも明らかになっている。
※厚生労働省　令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況
これまで、職場DXアプリ「はたLuck」は、シフト作成、連絡機能、星を贈るなどの機能を通じて、店舗の生産性を向上し、シフトワーカーのエンゲージメント向上を支援してきたが、導入企業からは「繁忙期のシフト充足への対策」「給与以外での、業務の貢献度に応じた評価機会の創出」への要望の声が寄せられた。これらのニーズを受けて、給与以外のインセンティブでシフトワーカーの業務貢献度を評価・感謝する「ミニボーナス」機能を開発した。

「ミニボーナス」機能では、シフトワーカーが業務で貢献した際に、本部や店長からデジタルギフトを贈ることができる。
＜特徴＞
１．デジタルギフトによる即時インセンティブ
シフトワーカーはアプリ内で受け取ったらすぐに利用可能だ。
２．「はたLuck」アプリでボーナスを渡せる簡便な運用
アプリで渡せるため、管理者の負担も軽減できる。
３．選べるミニボーナス内容
デジタルギフト「giftee Box」に登録されているブランドから選択できるので、従来の社内優待よりも幅広い選択肢でシフトワーカーの多様なニーズに応える。
４．ミニボーナスの意味を伝える感謝や評価のメッセージ付与
ミニボーナスを贈る際に個別のメッセージを添えることで、贈る意味や感謝の気持ちを伝えられる。

テスト導入店舗では、以下の業務貢献に対して「ミニボーナス」機能を活用した。
・繁忙期のシフトヘルプ対応
・日常業務における、他のスタッフから感謝される行動
・お客様からの感謝の声や会員獲得キャンペーンでの成果
・月間ベストパフォーマー
また、連休・休日のシフトにミニボーナス付与の取り組みを行ったところ、シフト回数や休日出勤希望率が増加した。アンケート結果からは、145名のシフトワーカーのうち、68％の人が「ミニボーナスがある日に入りたい」と回答し、シフト充足への対応策にも活用できることが確認された。これにより、シフトワーカーの実績や取り組み姿勢を評価し、時給以外のインセンティブとして還元することで、働きがいや業務への意欲を後押しすることがわかった。
これからも、HATALUCKは、プロダクト開発を通じてサービス業のシフトワーカーの働きがい向上を支援してまいる。