Today's PICK UP

SFAとはどのようなシステム?機能やメリットデメリットを紹介

幅広い営業活動を支援してくれるSFAですが、SFAがどのようなシステムかいまいちイメージできないという人は多いのではないでしょうか。ここでは、SFAの概要や導入するメリットデメリット、SFAを導入する際に意識すべきポイントなどを説明します。
インターネットやスマートフォンの普及と同時に魅力的なシステムが多数開発されている中で、営業の仕事にも大きな変化が訪れようとしています。中でも、営業活動を支援して効果的に成績を伸ばせると期待されている「SFA」が注目を集めており、さまざまな企業で導入が進んでいるようです。

しかし、SFAはまだ幅広い企業で導入されているわけではないので、「SFAがどのようなシステムなのかよく分からない」や「スムーズにSFAを導入するためにはどうすれば良いのか?」など疑問を抱える人も多いかもしれません。今回は、SFAの概要やCRMとの違い、SFAを導入するメリットデメリットやSFAを導入する際に意識すべきポイントを詳しく説明します。

そもそもSFAとは?

まずはSFAの概要を知ることから始めましょう。SFAと似たようなシステムに「CRM」もあるため、システムの違いを知っておきたいところです。以下では、SFAの概要やCRMとの違いについて詳しく説明します。

営業を支援するシステムのこと

SFAは、「Sales Force Automation」を省略したもので、直訳すると「営業を自動化する」という意味になります。

SFAは、顧客情報の管理や案件の整理など、営業プロセスの幅広い部分を自動化してくれるのが特徴です。営業スタッフにしかできない仕事に注力できるようになるので、より効率的に営業成績を伸ばせると期待されています。

SFAとCRMとの違い

営業スタッフの仕事を支援してくれるSFAですが、似たようなシステムに「CRM」があります。

CRMは、「Customer Relationship Management」を省略したもので、顧客情報の管理やITを活用した情報活用などの業務を効率化してくれるのが特徴です。顧客情報を管理するという点ではSFAと共通していますが、CRMはマーケティングやカスタマーサポートなど、顧客管理に関係する部門との情報共有や、効果的な顧客アプローチの提案を目的としているため、営業活動の効率化を主な目的としているSFAとは違いがあります。

ただし、CRMシステムの中にSFAの機能を搭載したサービス多く出回っていることから、導入しているシステムによっては、違いを区別しにくいものがあるかもしれません。

SFAで利用できる5つの機能とは?

SFAで利用できる機能には、主に次の5つがあります。

・顧客情報の管理
・案件の整理
・営業スタッフの行動管理
・売上予測と実績の可視化
・レポートの管理

これらの機能が具体的にどのようなものかを知っておけば、企業にSFA導入後の仕事の進め方をイメージしやすくなるでしょう。以下では、SFAで利用できる機能を詳しく説明します。

顧客情報の管理

1つ目は、顧客情報の管理です。

SFAでは、企業名や顧客の情報などの基本的なものから、取引担当者の氏名や役職、商談で話した内容まで、幅広い情報を分かりやすく管理することが可能です。多くなるほど管理が難しくなる名刺も、同一システム内に保存できることから、より効率的に顧客情報を管理できるようになります。

案件の整理

2つ目は、案件の整理です。

事業規模が大きくなるほど企業の取扱案件の数は増えやすく、案件の進捗や対策が必要な案件はどれなのか、など情報を整理する作業に大きな手間がかかる恐れがあります。SFAを導入すれば、案件ごとの進捗管理が手軽に把握できるようになります。プロジェクトの全体像を確認しやすいだけでなく、案件ごとの詳細情報も簡単にチェック可能です。

また、それぞれの案件の営業担当者や受注見込み確度、見積金額や販売金額などの情報を一元管理することもできます。注力すべき部分や改善すべき部分を見つけやすいので、効率的な営業活動につなげられるでしょう。

営業スタッフの行動管理

3つ目は、営業スタッフの行動管理です。

管理者からは目が届きにくい営業スタッフの行動は、報告を受けるまで全体像が把握できないことが多いのではないでしょうか。また、営業スタッフが多くなるほどそれぞれの行動を把握するのが難しくなるので、効果的な指示も出しにくくなります。

SFAを利用すれば、案件ごとの営業担当者や各営業スタッフの訪問回数、商品・サービスの提案回数や受注率などの情報を1つの画面で把握することが可能です。社外からリアルタイムで情報共有できるので、タイムリーな報告・連絡・相談を実現できます。

売上予測と実績の可視化

4つ目は、売上予測と実績の可視化です。

売上予測や実績などを数値化している企業がほとんどだと思われますが、実際にこれらを可視化して目標と照らし合わせられるようなシステムを構築しているところは少ないでしょう。

SFAを利用すれば、スマートフォンやパソコンをつかって、どこからでも情報を入力・確認することが可能になります。目標の達成状況もリアルタイムで可視化できるので、精度の高い案件情報を参照しながら今後の戦略を考えられます。

レポートの管理

5つ目は、レポート管理です。

入力にある程度の時間がかかるレポート作成は営業スタッフにとって手間がかかるだけでなく、業務の時間を圧迫しやすい部分といえます。SFAを利用すれば、スマートフォンやパソコンから事前に用意されているフォーマットに入力するだけでレポートを完成させられるため、手間を省けるようになります。

通知システムがあるので、管理者は営業スタッフの成果をリアルタイムで確認することが可能です。タイムリーにレポートを確認できれば次のアクションを考えやすくなるので、より効率的にプロジェクトを進められるでしょう。

SFAのメリットを知っておこう

営業活動をスムーズにするための機能が多く設けられたSFAですが、SFAを導入することで次のようなメリットが生じます。

・営業活動に集中できるようになる
・営業部門全体の動きが改善する
・能力の高いセールススタッフを育成できる

以下では、SFAを利用するメリットを詳しく説明します。

営業活動に集中できるようになる

SFAを利用すれば、商談のスケジュール調整やレポート作成など、営業活動のさまざまな部分を自動化できます。入力した情報はタイムラインや顧客・人脈情報、商談リストや実績管理表などあらゆるツールに自動反映されるので、営業スタッフの業務負担を大幅に軽減できるかもしれません。

自動化によって削減できた時間を、顧客対応や打ち合わせなど営業スタッフにしかできない業務に充てれば、より生産性の高い事業運営が可能になるでしょう。

営業部門全体の動きが改善する

SFAの導入によって、営業スタッフ個人だけでなく、営業部門全体の動きも改善させられます。SFAが業務の進捗や顧客の反応などをリアルタイムで可視化してくれるためです。

営業活動の進捗にあわせてマネージャーがタイムリーに指示を出せば、わざわざオフィスに戻ることなく現地で次のアクションを起こすことも可能なため、プロジェクトを効率的に進められるようになります。

能力の高いセールススタッフを育成できる

SFAを利用すれば、顧客管理業務や営業活動を効率化できるだけでなく、営業スタッフごとのノウハウを共有することもできます。高い営業成績を出しているセールススタッフがどのような行動特性を持っているのか、どのような考え方をしているのかを分析すれば、社員の育成にも役立ちます。

個人の能力に依存している企業では、その営業スタッフがいなくなっただけで戦力が大幅に下がってしまう可能性もあります。SFAで営業ノウハウを蓄積・共有すれば、安定的な営業成績を出せる企業へと成長できるでしょう。

SFAを導入するデメリットとは?

SFAを導入するメリットは大きいですが、その反面デメリットもあります。SFAを導入するデメリットとして、次の4つが挙げられます。

・導入コストがかかりやすい
・営業スタッフに受け入れてもらえない危険性がある
・システムが現場に適用しないことがある
・機能をつかいこなせない場合がある

これらのデメリットに注意してSFAを導入すれば、企業の売上アップにつながる営業活動を実践しやすくなるでしょう。以下では、SFAを導入するデメリットを詳しく説明します。

導入コストがかかりやすい

SFAには無料で利用できるものもありますが、サービスによっては利用できる機能が限定されていたり、つかい勝手が悪くて定着しづらいかもしれません。パッケージ型のSFAやクラウド型のSFAを選べば、幅広いサービスから企業に適したものを導入できるので企業に定着しやすくなると考えられます。

しかし、パッケージ型のSFAは、自社サーバーの設置やインストールなどでそれなりの費用がかかってしまいます。システムの保守管理の維持費用もかかるため、将来的なコストを考えた上で導入を検討しましょう。

また、クラウド型のSFAは、パッケージ型のものよりも初期費用がかかりにくいですが、ユーザー数に応じて月額利用料が増えるなど、場合によっては多くの費用がかかるケースがあります。パッケージ型のSFAと比較しながら、長期的に利用できそうなサービスを選びましょう。

営業スタッフに受け入れてもらえない危険性がある

SFAを定着させるためには、営業に関するさまざまな情報をシステムに入力する必要があります。そのため、「今までよりも業務負担が増えてしまうのではないか」と受け入れに難色を示す営業スタッフが出てくるかもしれません。

SFAがなぜ企業にとって必要なシステムなのか、本当に業務の効率化するのか、人事評価にどのような影響を与えるのか、など幅広い情報を営業スタッフに分かりやすく伝える工夫が求められます。必要に応じてトライアル期間を設けるなど、実際にシステムに触れる機会をつくると、営業スタッフに受け入れてもらいやすくなるでしょう。

システムが現場に適用しないことがある

実際にSFAを導入する際は、経営陣と情報システム担当者が連携して業務のシステム化を進めることになるでしょう。しかし、SFAを利用するのが現場の営業スタッフであることを意識しておかなければ、システムが現場に合わないという事態になりかねません。

企業によっては、SFAの導入を決めてから現場の声を聴くケースもあるかもしれませんが、本当に現場の営業スタッフがつかいやすい仕組みを構築したいのであれば、SFAの導入を検討する段階から現場の声に耳を傾けておくことが大切です。

機能をつかいこなせない場合がある

導入するSFAの機能が多すぎると、営業スタッフがうまくつかいこなせない場合があります。特に、ITスキルが高くない従業員ほどSFAをつかいこなすまでに時間がかかりやすいため、プロジェクトの進行に支障をきたしてしまうことも考えられます

そのため、アナログな手法で営業成績を伸ばし続けてきた営業スタッフがいる場合は、SFAを導入することで大きく事業の成果を落としてしまう可能性もあります。一度に多くの業務をシステム化させるのではなく、状況に応じて部分的にSFAを導入する方法も選択肢に入れておきましょう。

SFAを導入する際に意識すべきポイント

SFAの導入によって企業の営業成績を伸ばすためには、次のポイントを押さえておくことが大切です。

・SFAを導入する目的を明確にする
・営業スタッフがつかいやすいシステムを選ぶ
・データを活用できる体制を整える

これらのポイントを意識してSFAを導入すれば、営業活動をスムーズにシステム化しやすくなります。以下では、SFAを導入する際に意識すべきポイントについて詳しく説明します。

SFAを導入する目的を明確にする

「SFAを導入すれば業務が効率化する」や「SFAで売上アップにつなげられた」といった情報はよく見かけますが、SFAを導入しただけで企業の業績が上がるわけではありません。SFAはあくまで目標を達成するためのツールだという認識のもとで活用することが大切です。

「メンバーの動きを可視化してチーム全体の動きを改善させたい」や「能力の高い営業スタッフの動きを参考にして新人を育成したい」など、SFAを導入する目的を明確にしておけば、システムを導入してからも一貫性のある事業運営を続けやすくなるでしょう。

営業スタッフがつかいやすいシステムを選ぶ

SFAシステムを直接的に利用するのは営業スタッフなので、いかに営業スタッフがつかいやすいシステムを選ぶかということも大切です。直感的につかえるシステムか、簡単にデータ入力できるか、見やすい画面になっているかなど、使用者の立場を考えて導入するSFAを決めましょう。

特にカスタマイズ性は、企業の方針や時代の変化に適応できるかどうかに大きく影響する部分です。変化に柔軟に対応できるシステムであれば、企業の営業活動を長期的にサポートしてくれるでしょう。

データを活用できる体制を整える

豊富にデータを集めても、データを活用できる体制が整っていなければ、より良い営業活動へとつなげることはできません。SFAを導入したことに満足するのではなく、収集・分析したデータに基づいて事業の運営方法を柔軟に変えられる仕組みを事前に整えておきましょう。

仕組みを変える際は、経営者だけでは対処できないケースがほとんどです。必要に応じてマーケティング部門や広報部門、人事部門などと連携し、情報を共有しながらタイムリーに方針を転換できるような組織づくりをしておくことも重要です。

まとめ

SFAの概要や導入するメリットデメリット、SFAを導入する際のポイントなどを説明しました。

SFAにもさまざまな製品がラインナップされていますが、大切なのはSFAを導入して何を改善させたいのか、どのような事業運営をしていきたいのかをはっきりさせておくことです。SFAを導入してから効果が得られるまではある程度時間がかかるケースが多いです。導入時期の目安が決まっているなら、なるべく早い段階から準備を進めるようにしていきましょう。

人気記事

日本5社目のユニコーンと報じられた「Opn」。世界を舞台に急成長を遂げるフィンテック企業の展望とは

日本5社目のユニコーンと報じられた「Opn」。世界を舞台に急成長を遂げるフィンテック企業の展望とは

伝説の幻獣である「ユニコーン」になぞらえて、企業価値評価額の高いスタートアップを評する言葉、「ユニコーン企業」。アメリカや中国でその数が増え続けている一方で、日本では未だ、少ない状況にあります。そんななか、2022年5月にシリーズC+ラウンドで1億2,000万ドルを調達し、日本5社目のユニコーンと報じられた企業があります。それが創業からグローバルを視野に事業を営み、東京やバンコクなどアジア6カ国を拠点とするフィンテック企業、Opn株式会社です。 さらに資金調達と同時に、ビジョンと戦略を刷新。無駄を削ぎ落し、鋭さの増した同社の成功を支える組織とプロダクトの強み、次に目指す世界について、創業者であり、代表取締役CEOを務める長谷川 潤氏にお話を伺いました。

新社長はベイシアをどう「尖らせる」のか。ベイシア社長 相木孝仁氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

新社長はベイシアをどう「尖らせる」のか。ベイシア社長 相木孝仁氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

ホームセンターのカインズにワークマン、東急ハンズなどをグループ会社に持つベイシアグループ。その中核をなすのが東日本をメインに展開する食品スーパー大手のベイシアです。広大なワンフロアの店舗で地域住民のニーズに応える圧倒的品揃えと価格を実現し、その動向は常に業界内での注目を集めています。今回の対談では、立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、今年7月にベイシアの新社長に就任された相木孝仁氏の二人が、新体制となったベイシアの独自戦略について意見を交わします。 前編は相木社長の経歴と社長就任までの経緯、ベイシアグループが標榜する「ハリネズミ経営」、高品質なプライベートブランド(PB)の開発および販売戦略、今後の出店戦略などについてお話をうかがいます。

【徹底解説】「X to Earn」とは何か。誰もがゲームや遊びで稼げる時代は来る!? DEA創業者に聞く<前編>

【徹底解説】「X to Earn」とは何か。誰もがゲームや遊びで稼げる時代は来る!? DEA創業者に聞く<前編>

YouTubeに代表される動画投稿サイトなど、個人が発信することのできるツールの出現により、好きなことをして稼ぐための選択肢は増えています。そして現在、ゲームや徒歩、勉強さらには睡眠をするだけで稼ぐことのできる「X to Earn」というムーブメントが生まれつつあります。「ゲームで遊んで稼ぐ」なんてことが本当に可能なのか? 多くの人が抱える疑問について今回お答えいただくのは、Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.(以下、DEA)のFounder & Co-CEOの山田 耕三氏。インタビュー前編では「X to Earn」の仕組みと種類、今後の可能性など、未だ発展途上の新しい経済圏について根ほり葉ほりお話を伺いました。

変革を求められる小売業界。「スーパーを超えていく」ベイシアの小売DX戦略とは。ベイシア新社長 相木孝仁氏×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

変革を求められる小売業界。「スーパーを超えていく」ベイシアの小売DX戦略とは。ベイシア新社長 相木孝仁氏×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

ホームセンターのカインズにワークマン、東急ハンズなどをグループ会社に持つベイシアグループ。その中核をなすのが東日本をメインに展開する食品スーパー大手のベイシアです。広大なワンフロアの店舗で地域住民のニーズに応える圧倒的品揃えと価格を実現し、その動向は常に業界内での注目を集めています。今回の対談では、立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、今年7月にベイシアの新社長に就任された相木孝仁氏の二人が、新体制となったベイシアの独自戦略について意見を交わします。 後編は相木社長が抱く野望と「メガSPA & DX小売」の概要、ベイシアが従業員に求めるオーナーシップのあり方、そして小売DXの中核を占めるネットスーパーとeコマース戦略についてお話をうかがいます。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国企業の最新動向から、DXのヒントを探っていく本連載。今回は、ガソリン車に代わるモビリティとして期待が高まるEV(Electric Vehicle=電気自動車)と、その核とも言える自動運転技術で世界をリードする中国の強さに迫ります。前編では「EV先進国」の名を欲しいままにしているその理由を、国の政策や技術の面から探ってきました。後編となる今回は、自動車産業に参入してきた新興メーカー3社を紹介するとともに、日本の立ち位置の考察、中国が抱える課題を話題に進めていきます。

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

国内でMaaS(Mobility as a Service)実証が活発化している。新たな交通社会を見据え、既存の交通サービスの在り方を見直す変革の時期を迎えているのだ。 交通社会は今後どのように変わっていくのか。MaaSの基礎知識について解説した上で、海外のMaaSに関する事例を参照し、その変化の方向性を探っていこう。

イトーヨーカドーの未来を左右する、新社長の店舗・組織変革の勝算。イトーヨーカ堂社長 山本哲也氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

イトーヨーカドーの未来を左右する、新社長の店舗・組織変革の勝算。イトーヨーカ堂社長 山本哲也氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

2020年、創業100周年を迎えた株式会社イトーヨーカ堂。ロシアのウクライナ侵攻に、進む円高と物価高など厳しい経済状況の中、今年3月に社長に就任した山本哲也氏は「信頼と誠実」を掲げ、商売の原点に立ち返ることを標榜しています。イトーヨーカドーはどのように変わるのか? これからの時代のスーパーに求められる形とは? 立教大学ビジネススクールの田中道昭教授との対談をお届けします。 前編は山本社長が社長に就任した経緯、2000年以降業績が落ち込んだ原因の分析、そして現在進行中の新しい売り場づくりの施策などについてお話をうかがいます。

大手各社が黒字化に苦悩するネットスーパーとイトーヨーカ堂のコミュニティ戦略に迫る。イトーヨーカ堂 山本哲也社長×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

大手各社が黒字化に苦悩するネットスーパーとイトーヨーカ堂のコミュニティ戦略に迫る。イトーヨーカ堂 山本哲也社長×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

2020年、創業100周年を迎えた株式会社イトーヨーカ堂。ロシアのウクライナ侵攻に、進む円高と物価高など厳しい経済状況の中、今年3月に社長に就任した山本哲也氏は「信頼と誠実」を掲げ、商売の原点に立ち返ることを標榜しています。イトーヨーカドーはどのように変わるのか? これからの時代のスーパーに求められる形とは? 立教大学ビジネススクールの田中道昭教授との対談をお届けします。 後編は総合スーパーならではの売り場づくりの工夫、各社が黒字化に苦悩するネットスーパー戦略、イトーヨーカドーが目指す地域インフラの姿、社会課題の解決についてお話をうかがいます。

マンガアプリ世界NO.1。急成長市場の覇権を握る「ピッコマ」の戦略

マンガアプリ世界NO.1。急成長市場の覇権を握る「ピッコマ」の戦略

8万以上タイトルの人気マンガやノベルを取り扱い、累計ダウンロード数は3,000万を超える電子マンガ・ノベルサービスの「ピッコマ」。サービス開始は2016年4月という後発ながら、23時間待てば一話を無料で読める「待てば¥0」サービスを他社に先駆けて導入するなど、新しい試みを積極的に取り入れ業界トップに君臨しています。短期間でピッコマが躍進を遂げた理由から、従来のマンガに代わる新しい表現形式である「SMARTOON」の魅力、今後のグローバル展開について、株式会社カカオピッコマ常務執行役員の熊澤 森郎氏にお話を伺いました。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

国内でMaaS(Mobility as a Service)実証が活発化している。新たな交通社会を見据え、既存の交通サービスの在り方を見直す変革の時期を迎えているのだ。 交通社会は今後どのように変わっていくのか。MaaSの基礎知識について解説した上で、海外のMaaSに関する事例を参照し、その変化の方向性を探っていこう。

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほどに珍しいという意味だ。かつてのfacebookやTwitter、現在ではUberがその代表と言われている。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は欧米を中心に注目されている「代替肉」を扱う「インポッシブル・フーズ」を紹介する。

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国企業の最新動向から、DXのヒントを探っていく本連載。今回は、ガソリン車に代わるモビリティとして期待が高まるEV(Electric Vehicle=電気自動車)と、その核とも言える自動運転技術で世界をリードする中国の強さに迫ります。前編では「EV先進国」の名を欲しいままにしているその理由を、国の政策や技術の面から探ってきました。後編となる今回は、自動車産業に参入してきた新興メーカー3社を紹介するとともに、日本の立ち位置の考察、中国が抱える課題を話題に進めていきます。

Facebookも注目の「メタバース」とは何か? スマホ向けメタバース「REALITY」のDJ RIO氏に聞く

Facebookも注目の「メタバース」とは何か? スマホ向けメタバース「REALITY」のDJ RIO氏に聞く

Facebookが社名を変更し、中核事業に据えるほど力を入れる「メタバース」。2021年8月にはグリー株式会社が、今後2~3年で100億円規模の事業投資を行い、グローバルで数億ユーザーを目指すと発表しましたが、その中核を担うのが、グリー株式会社の子会社であり、これまでバーチャルライブ配信アプリを手がけてきたREALITY株式会社です。今回は、そんな同社の代表を務めるDJ RIO氏にインタビュー。そもそもメタバースとは何なのか。なぜこんなにも注目が集まっているのか。メタバースは、世界のあり方をどのように変えるのか。メタバース初心者のビジネスパーソンには必読のインタビューです。

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

生産労働人口の減少を受け、日本企業はいよいよ生き残りをかけたデジタル化に取り組まなければいけないと言われるフェーズに入ってきました。とはいえ、それができている企業とそうでない企業との差が激しくなっているのも現状です。 そんななか、ホームセンター大手カインズでは、40年かけて積み重ねてきたホームセンターとしてのあり方を見直し、IT小売企業として生まれ変わろうとしています。カインズでデジタル戦略本部長を務め、戦略の指揮をとる池照 直樹氏に、同社のデジタル戦略についてお話を伺いました。 前編は、カインズがどのようにしてデジタル化を実現させていったのか、具体的な取り組みを交えてお届けします。