LINEで企業の労務・法務課題を無料診断できるサービスが提供開始

福岡市雇用労働相談センターは、スタートアップ企業や中小企業向けに自社の労務や法務の体制が適切かどうか対話アプリ「LINE」で診断できるサービス「Fukuoka ZeroDock(以下、ZeroDock)」の提供を開始すると発表した。

LINE上で設問に「はい」か「いいえ」で答えるだけで、自社の労務・法務に対する課題の有無に加え、専門家から対応策のアドバイスを受けられるもの。ZeroDockを受診することで、企業の成長過程で発生しがちなトラブルなどを未然に防げるという。受診から事後の相談まで全てLINE上で完結するため、新型コロナウイルスの感染状況に関わらず安心して相談できる。LINEを活用した本取組みは、全国に7箇所設置されている雇用労働相談センターの中で初となるとのことだ。

■Fukuoka ZeroDockの特長

・ LINEでカンタン受診
LINEで設問に「はい」か「いいえ」で答えるだけで、自社の労務・法務課題の有無と対応策がわかる。
・ 幅広い診断項目
労務管理体制の整備状況はもちろん、企業が安心して事業拡大を目指せるように「株式」「契約」「コンプラ
イアンス」などの法務的観点も合わせ、計6つのカテゴリの診断が可能だ。
・ 受診結果を専門家が診断
特に気をつけるべきポイントや対処方法の記載された、チャートと専門家のコメント付きの診断票が届く。
・ 弁護士・社労士が無料で改善サポート
ZeroDock受診後、今後の改善・整備のために、弁護士や社労士が無料で継続サポートする。

【受信画面】
出典元:プレスリリース
【診断票イメージ】
出典元:プレスリリース
・福岡市雇用労働相談センターとは
福岡市雇用労働相談センター(略称、FECC)は、国家戦略特区法に基づき、ベンチャー企業等からの雇用ルールに関する相談に対して、専門家である弁護士や社会保険労務士が無料で応えることで、労使間のトラブル等を未然に防止することを目的に設置された施設。

・ZeroDock提供の目的
事業と組織の急速な拡大が同時に進むスタートアップ企業では、労務・法務面の整備が疎かになりがちだ。就業規則の不備や残業代の支給漏れなど、整備の不十分なまま経営を進めることは、法令違反であるだけでなく、遡っての多額の金銭負担が発生することで上場準備時の足かせになるなど、結果的に将来の事業成長を大きく阻害することになりかねない。そこで、ZeroDockは、LINE上で簡単かつ手軽に労務・法務課題を診断し、より多くの企業がいち早く課題を発見・解消することで、より高い角度での成長の実現を支援する。人間ドックが人の病気のリスクを事前に察知して健康な生活をサポートするように、ZeroDockは企業の万全な労務・法務体制の整備を支援することで、安心して事業成長に注力できるようサポートするとのことだ。

■ ZeroDock受診の流れ

FECCのLINE公式アカウントを友だち追加するだけで、受診が可能。診断は、画に表示される設問に「はい」か「いいえ」をタップして回答するだけなので、面倒な入力は必要ない。受診後は、FECC弁護士がコメントを記載した診断票がLINEで届く。
出典元:プレスリリース

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