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国内最大級の医学情報データベース、診療所向けに「AI診療支援システム」を無償提供

株式会社プレシジョンは、2,000名の著名医師による国内最大級の医学情報データベースを活用し、一般向けに家庭の医学情報サイトとして無償公開、診療所向けにはAI診療支援システムを無償提供すると発表した。
プレシジョンでは、医学情報データベース「Current Decision Support(CDS)」とAI問診票「今日の問診票」を組み合わせ、AIを用いた本格診療支援システムを開発(AIアドバイザーはAI研究の第一人者、東京大学工学院工学系研究科の松尾 豊教授)、2020年4月から提供しており、これまで全国35の医療機関が導入を決めている。「CDS」は3,000疾患700病状の所見、全処方薬情報を掲載している “次世代診療マニュアル”。患者が診察を受ける前にタブレットやスマートフォンで「今日の問診票」の約30の質問に答えるとAIが自然文で電子カルテの下書きを作成し、検索単語の候補を作成、その検索単語で著名医師の記載する電子教科書の診療マニュアルを検索ができる。また、診療マニュアルには著名医師が考える病気の候補と、検査例、処方例が記載されている。

■医学情報サイト「お医者さんオンライン」

一般向けに公開を行う家庭の医学情報サイト「お医者さんオンライン」は、気になる病気や検査・治療について家庭で調べられる資料集。医療機関に提供してきた「CDS」の情報と同一の内容で、これまで診察後に説明資料として医師から患者に印刷して渡すなど使用されていたものを活用したという。執筆したのは大学教授など、約500名の医師で、約700の疾患についてイラスト付きで症状や原因・治療の流れなどの解説を閲覧することができる。体調に不安を感じても病院を受診しづらいコロナ禍において専門医が監修する信頼度の高い情報が参考になればとサイト開設に至ったとのことだ。

■AI診療支援システムの「 Current Decision Support(CDS) 」+「今日の問診票」

診療所向けに無償提供されるAI診療支援システムの「今日の問診票」は初診カルテ作成にかかる時間を1/3に削減し、「CDS」との自動連係により著名医師の診療プロセスを再現することが可能。患者は自宅などでスマートフォンから問診情報を入力し、医療機関で診療の待ち時間を減らすことで感染リスクを抑えることが出来るという。新型コロナウイルス感染症の感染拡⼤による医療崩壊抑⽌と全国の診療所(街のかかりつけ医院)の診療支援のため、来年3月末まで月額利用料を無償化する。

■家庭の医学情報サイト「お医者さんオンライン」について

「お医者さんオンライン」は、気になる病気や検査・治療について、家庭で調べられる医学情報サイト。約700の疾患についてイラスト付きで症状や原因・治療の流れなどの解説を閲覧することができる。

特徴① 500名の専門医が監修した、信頼のおける情報を公開
情報が錯綜する現代だからこそ、信頼のおける情報を選択することが非常に重要だ。「お医者さんオンライン」では、医師7名からなる総合編集委員会を中心とし、各診療科22領域23名の医師を監修者としながら、該当疾患について資料執筆をする専門医を選定。大学病院医師などが監修した、論拠が担保された医療情報のみを取り扱っているという。

特徴② 20の「診療科」カテゴリから、症状に合わせて説明資料を確認できる
「呼吸にかかわる病気」「骨・筋肉の病気」など、調べたい診療科に合わせて情報を検索できる。各診療科ページでは、症状・病気について詳しい情報を閲覧できる。

特徴③ よく検索される病気・症状を閲覧できる
「風邪」「頭痛」「喉の痛み」など、よく検索される病気・症状について一覧で表示され、原因や対処法など、症状に合わせた説明を閲覧できる。

特徴④ 病院で案内される検査・処置や、処方される薬について検索できる
病院で案内されるCT、MRIなどの検査や、全身麻酔のような処置について、概要から検査・処置後の対応まで幅広い解説を掲載。また、ワクチンや処方された薬についても詳しい説明を確認できる。
出典元:プレスリリース

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