総合電子書籍ストア「ブックライブ」、あと払い決済サービス「ペイディ」の利用が可能に

凸版印刷株式会社のグループ会社である、株式会社BookLiveは、運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」にて、株式会社Paidyが提供するあと払い決済サービス「ペイディ」を2021年11月10日より導入したと発表した。

■あと払い決済サービスプラットフォーム「ペイディ」

ペイディは、メールアドレスと携帯電話番号だけで簡単に決済することができる、事前登録不要の「あと払い(Buy Now Pay Later)」サービスだ。コンビニエンスストア・銀行などで翌月まとめて支払うことができ、インターネット上での買い物が初めてのユーザーも安心して利用できる。本人確認を実施すると、分割手数料無料で3回に分けてあと払いすることも可能だ。

■導入の背景

ブックライブでは、「Z世代」「ミレニアル」と呼ばれる若者世代である10代と20代の会員がこの数年で増加しており、10代~20代が占める割合は会員全体の約35%になるという。クレジットカードの保有率が低いこの世代に、クレジットカード以外の決済手段の選択肢を一つでも多く提供するために、「ペイディ」の導入に至ったとのことだ。

これまで、クレジットカードを保有していない会員は、プリペイドカードを利用した前払いもしくは即時払いがメインで、実質的に「あと払い」になるキャリア決済では分割払いをすることができなかったという。また、クレジットカードを持っているとしても、「クレジットカード情報をウェブサイトに登録することに抵抗がある」「マンガのまとめ買いをしたので、複数回に分けて支払いたいが、リボ払いは利息が不安」「うっかり買いすぎてしまうのを防止したい」と懸念するユーザーに対しても、安心してブックライブを楽しめるようにしたいと考えたという。今回導入した「ペイディ」は、メールアドレスと携帯電話番号だけで決済でき、分割手数料無料で最大3回に分けて支払いが可能、使い過ぎを防止する予算設定機能を持ち、より一層ユーザーがマンガや書籍を安心して楽しむことができると考えたとのことだ。

ブックライブでは、これまでもクレジットカードの他、携帯電話会社決済や書店店頭決済(一部店舗)、プリペイドカードによるポイント決済、電子マネー決済など、さまざまな決済方法を用意していたが、今回新たに「ペイディ」を導入したことで、オンライン決済方法を全13種類から選ぶことができるようになったとのことだ。

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