路上ごみの分布調査サービス「タカノメ」自動車版を活用した実証実験が開始

株式会社浜田は、株式会社ピリカと共同で、ごみ分布調査サービス「タカノメ 自動車版」の実証実験を開始したと発表した。

■ごみ分布調査サービス「タカノメ」

ピリカが開発・提供するごみ分布調査サービス「タカノメ」は、スマートフォンで撮影した道路や歩道の動画データを独自開発のAIによって分析し、街中のごみの種類や数量を計測するシステムだ。現在は「タカノメ 徒歩版」が主に自治体や企業に導入され、清掃活動ルートの改善や、美化施策の効果測定等に活用されているが、ピリカは更に広範囲の調査を実施するため「タカノメ 自動車版」を2021年に開発。専用アプリが搭載された撮影機材を車両に取り付けることで、業務走行中に道路のごみの分布状況を調査することが可能になった。
出典元:プレスリリース

■産業廃棄物の回収車両で地域の美化に貢献

同社は、環境に関する顧客の困りごとを解決する環境ソリューション企業として、金属スクラップ事業を先駆けに、産業廃棄物事業、解体事業、エネルギーソリューション事業など幅広く事業を展開している。

今回の実証実験では、同社の所有する産業廃棄物の運搬車両に「タカノメ 自動車版」を搭載し、企業の工場や解体現場から発生する廃棄物の回収を行いながら、路上ごみの分布状況の調査を行っている。

調査データは地域の自治体へ提供され、ポイ捨ての対策や予算配分の最適化、美化施策の効果測定、ごみ拾いSNSピリカと連携した効率的な清掃活動など、地域美化の取り組みに役立てられるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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