NFTやDAOをテーマにしたハッカソン「東京web3ハッカソン」がエントリー受付を開始
2022/9/29
treavry株式会社は、web2からweb3のトランジションを目的とした賞金総額500万円規模の「東京web3ハッカソン」の公式サイトを公開し、エントリー受付を開始したと発表した。
■開催の背景
世界を見るとGAFAをはじめとしたBigTechから多くのエンジニアがweb3へ流入しているが、日本ではまだweb3デベロッパーは多いとは言えずそのプロジェクト数をみてもグローバルに比べ遅れをとっている現状があるという。
日本は世界的にみても優秀な開発者人材が多いと評価されている一方、web3領域での存在感があるとは言えないという。そこでHackathon protocolのAKINDOを開発する同社はその課題に共感する20以上のパートナー/スポンサーと共同で東京web3ハッカソンを開催するに至ったとのことだ。
■開催概要
東京web3ハッカソン-Tokyo web3 Hackathon-
・エントリー締め切り
10月21日(金)23:59
・参加条件
誰でもエントリーが可能。1人でも参加が可能で、最大4名までのチームとしてプロダクトの提出ができる。
・賞金総額
500万円
・開催日時
ハッカソン期間
2022年10月22日(土)〜11月6日(日)
・リアルイベント日時
1.10月22日(土)12:00〜20:30
KICK OFF session
@合同会社DMM.com本社
2.10月29日(土)12:00〜20:30
UPDATE session
@WeWork 城山トラストタワー21階
両方のリアルイベントでは各スポンサー/パートナーの所属エンジニアによるKeynote、参加者によるチームビルドピッチ、懇親会などのコンテンツが予定されている。※オンライン配信あり
3.11月12日(土)12:00〜20:30
DEMO DAY
@WeWork 城山トラストタワー21階
11月6日(日)の提出締め切り後、審査員による予選選考を通過した15チームはWeWork 城山トラストタワー会場にてプレゼンテーションを行う。審査員から直接フィードバックを得ることができる。
・開発テーマ
1.DAO
DAOは分散型自律組織の略で、中央管理者がいなくともプロトコルやトークンを通して事業やプロジェクトを推進できる組織を指す。
2.NFT
NFTは代替不可能なトークン(Non-Fungible Token)の略であり、偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータのことを指す。このハッカソンではクリエイティブを活かしたコレクションではなく、NFTならではの技術を使ったプロダクトの提出が審査する上での最低基準となる。
3.GameFi
GameFiは、ゲームを通してトークン(暗号通貨)を獲得することで、プレイヤーが収益をあげることができるweb3ネイティブなゲームジャンルだ。
4.DeFi
DeFiは分散型金融の略であり、ブロックチェーン上で機能するプログラム、スマートコントラクトで自動化された金融サービスだ。これまでのDeFiはハイリテラシーなユーザーが主なターゲットとなっており、まだ使いやすいものとはいえないという。今回のハッカソンではより一般層に向けたわかりやすいDeFiプロダクトがサブテーマとなる。
5.Security
トークン資産を扱うweb3のテクノロジーにおいて、セキュリティは切り離せない重要なテクノロジーだ。パブリックで稼働しているスマートコントラクトは全て厳重な監査を受け資産の移動を自動化している。エンドユーザーのリテラシーを上げるセキュリティに関連したプロダクトはマーケットから望まれており、web3のマスアダプションにおいて重要なキーとなるとのことだ。
※審査基準はTechnicality、Originality、Practicality、Usability (UI/UX/DX)、WOW factorの5つ
・スポンサー
DeNA
Ritsuan
bitFlyer
Thirdverse
double jump.tokyo
cocone connect
Gaudiy
Dentsu
Microsoft
WeWork
・コミュニティパートナー
Fracton
UNCHAIN
和組
Emoote
FVentures
・ブロックチェーンパートナー
Polygon
Astar
Flow
NEAR
Aptos
・開催
主催:trevary株式会社
共同主催:合同会社DMM.com