宇宙ビッグデータを活用した月の分析が可能な土地評価エンジン「天地人コンパス MOON」が提供開始

株式会社天地人は、「天地人コンパス MOON」の提供を開始したと発表した。

天地人コンパス MOONは、宇宙ビッグデータを活用した月の分析が可能な土地評価エンジンだ。
出典元:プレスリリース

■天地人コンパス MOONとは

天地人コンパスは、地球観測衛星のビッグデータをはじめとする様々なデータをもとに、解析、可視化、データ提供を総合的に行う土地評価サービスだ。農業生産から都市開発まで、様々な目的に合わせてカスタマイズすることが可能となっており、ビジネスにおいて最適な土地を宇宙から見つけることができる。世界中のどのような地域でも比較できるので、農業分野での栽培適地、および、栽培に適した品種を探す人や、再生可能エネルギーの活用を考える人、海外に移住を考える人まで、幅広く使用できる。天地人コンパス MOONは、「もっと月のことを知ってほしい」という想いから開発されたという。天地人コンパス MOONのおすすめ機能は、月食シミュレーション機能だ。リリース段階ではおすすめ機能のみだが、月面の距離・面積測定機能なども、実装予定とのことだ。

・天地人コンパス MOONの使い方その1 月食シミュレーション
皆既月食に合わせて、月食前・月食中・月食後のタイミングで楽しむことができる。

①月食前
天地人コンパス MOONでは、時刻を変化させて影の動きを見ることができるので、月食の予習に使用できる。

②月食中
天地人コンパス MOONを使いながら、実際の夜空と見比べて楽しむことができる。また、曇っていたら、天地人コンパス MOONで月食の様子を楽しむことができる。

③月食後
月食を見逃してしまった人も、天地人コンパス MOONで月食の様子を観察することができる。

・天地人コンパス MOONの使い方その2 月の土地評価
月をもっと知りたいと感じたときには、天地人コンパス MOONで月面の距離や面積、クレーターの大きさを測ることができる。面積や距離並びに地形は、着陸地点や探査目標を検討するにあたって、必要不可欠な情報だ。今後は月の3D地形情報の分析機能を強化し、月面開発に貢献できるサービスを目指しているとのことだ。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース

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