アズーム、月極駐車場業界のDX推進を目指し2つのクラウド型管理システムをリリース

株式会社アズームは月極駐車場管理者向けサービス「CarParking One」、社用車契約管理サービス「Tomemiru(トメミル)」をリリースすると発表した。

■月極駐車場管理者向けサービス「CarParking One」

・本サービス開発の背景
不動産業界において、デジタル化は少しずつ進行しているが、月極駐車場業界では看板を使っての募集や紙の契約書といったアナログな手法がまだ一般的となっているという。駐車場のオーナーおよび管理会社においても、紙での契約管理の煩雑さの改善、管理業務のコスト削減を求める声は年々高まっていたとのことだ。同時に月極駐車場の利用者においても、駐車場探しから契約までオンライン上での完結を求める声は高まっており、都心地方を問わず月極駐車場のDXが求められている状況だという。

そこで、実際に管理運営を行う中で現場の声を反映させて作り上げた社内向け契約管理システムをベースに、全ての月極駐車場オーナー、管理会社が利用できるよう、「クラウド型管理システム CarParking One」を開発し、サービス提供を開始するとのことだ。また、CarParking Oneは同社が支店を設置しているサブリース展開エリアだけでなく、全国エリアにも提供可能なサービスとなっている。

・サービス概要
「CarParking One」は、集客から申込・契約の締結、契約管理までをオンライン上で完結できるクラウドシステムだ。本システムを導入すると、月極駐車場検索サイトCarParkingへの無料掲載、電子文書法適応の電子契約サービス、デジタルダッシュボード、付帯サービスとして月極駐車場に特化した賃料保証サービス等が利用できる。
出典元:プレスリリース
申込みから契約、契約後の滞納保証までのフロー図
出典元:プレスリリース

■車両保有法人向け契約管理サービス「Tomemiru」

・本サービス開発の背景
多くの社用車を保有する法人の悩みとして「契約時の手続きの手間」「契約情報の管理の手間」が挙げられるという。物件の申込から利用開始までの事務手続きに関しては、大多数の不動産業者が未だに来店契約、郵送でのやり取りを行っているのが現状だという。その為、契約情報を書面で管理することが必要となり、契約後の情報管理においても、各種の手続きが必要になった際に契約書を読み返して対応するといったアナログな手続きが多く残っているとのことだ。

Tomemiruは、これらの手続きをオンライン上で完結させ、情報をクラウド上で管理することによって管理業務コストを大幅に削減する。いつでもすぐに確認可能となり、利用開始後の車両変更や解約手続き等もワンクリックで依頼が可能だ。更に、利用中の駐車場と比較しコスト削減が出来る駐車場、利便性の向上が見込める駐車場に空きが出た際は、情報を共有し、長期的に駐車場周りの業務最適化をサポートする。

・サービス概要
各法人にTomemiruのシステムにログインするURL・IDを付与する。このシステム内で「駐車場検索の依頼」が可能となり、依頼内容を元に同社が保有している約10万件以上の駐車場データから顧客の条件にあった駐車場を提案する。提案物件から希望の物件を選定後、同社が契約代行として駐車場の契約を行なう事で、顧客は最低限の手続きのみで利用が可能となる。また、利用中の駐車場はTomemiruのシステム内でいつでもすぐに確認可能となり、利用開始後の車両変更や解約手続き等もワンクリックで依頼が可能だ。
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Tomemiruの機能
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