設備保全総合研究所、プラント・工場特化型の設備管理クラウド「EMLink」にてスマート点検機能をリリース
2024/3/15
株式会社設備保全総合研究所 (以下、EML) は、プラント・工場特化型の設備保全管理クラウド「EMLink」の新機能となる「スマート点検機能」をリリースしたことを発表した。
EMLinkは、1事業所あたり最大50ユーザーまでをサポートする基本プランを提供しており、製造、保全、生産管理を含む様々な部署に渡り、デジタルトランスフォーメーション(DX)の促進を実現。柔軟性に富んだ機能設計により、組織内のあらゆるデータ採取活動を統合するという。
■主な特長
従来紙で行われていた点検をデジタル化し、ペーパーレスや点検状況のリアルタイム反映を実現するという。
② 点検記録の一元集約と可視化
点検記録は、クラウド上に一元集約される。これにより、現場状況の把握や点検実施状況の遠隔確認が容易になるという。
③ 構造化データの蓄積
点検記録は、設備と紐づけた形で構造化データとして蓄積されるため、これにより、時系列・相関分析といった様々な解析が容易になり、効率的な設備管理を実現できるという
④ 柔軟な点検チェックリスト設計
チェックリストに加え、点検ルートも設計することが可能。従来の点検業務プロセスを大きく変えることなく、円滑にデジタル移行を図ることができるという。
スマート点検機能により、EMLinkが目指す「現場から経営層までの一気通貫での情報集約と可視化」が一層強化されるとのことだ。
■EMLinkとは
”プラント・工場”に特化したデジタル設備台帳をベースに、保全履歴や、保全計画の統合管理が可能で、不具合の起票や、その対応指示、メンテナンス計画の作成と進捗管理、報告書の作成など、保全に関する業務全般のDX化を実現できるとのことだ。
現場データと経営データを繋ぐ“製造現場のプラットフォーム型EAM”としての位置づけながら、一工場あたり9.8万円/月と中堅・小規模企業様でも導入可能なソリューションで、プラント・生産設備DXの裾野広げ、社会全体でのメンテナンスコスト効率化を目指していくという。