NEDOが公募した「競争力ある生成AI基盤モデルの開発(助成)」にELYZAの日本語LLM開発事業案が採択

大規模言語モデル(LLM)の社会実装を進める株式会社ELYZAは、日本の生成AIの開発力強化を目的としたプロジェクト「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)※1」のもと、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発/競争力ある生成AI基盤モデルの開発(助成)」に採択された。本プロジェクトでは、計算資源の提供や関係者間の連携促進等の支援を受ける。

ELYZA社では本採択を受け、日本語処理能力の高いモデル構築に取り組んでいく。モデルの高性能化に加え、日本の知識や表現をより多く学習することに取り組み、インフラとして利用されるような基盤モデルの構築を目指す。ELYZA社は、LLMの研究開発のみならず、社会実装することに注力しており、業務効率化を目的としたLLMを活用したアプリケーション開発やLLMのAPI提供の取り組みを進めている。その活動の中で、本事業で開発した基盤モデルをインフラとして提供することで、国内企業の生産性を大きく向上させることに寄与していくとのこと。 また、基盤モデル開発の知見をもとに領域特化モデルを開発していくことで、特定の産業における発展や課題解決に繋げていくとのこと。

■事業概要

公募事業名 ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発/(g3)競争力ある生成AI基盤モデルの開発(助成)
当社提案名 モデル組み合わせによる日本語大規模基盤モデル開発と半自動データ作成フレームの構築
実施期間 交付決定日~2024年8月15日
概要 日本語処理能力の高い基盤モデルを構築する。そのために、Mixture of Expertsアプローチの採用や、日本特有のデータの学習、日本語の推論効率化などを実施予定。成果物については、当社プロダクトへの組み込みやAPI提供を進め、また一部モデル・ノウハウ等の公開・提供を行う。
NEDO公表内容 採択結果公表ページ URL:https://www.nedo.go.jp/koubo/IT3_100316.html

■ELYZA社の想い

当社は、創業当初の2019年よりLLMの研究開発を開始し、継続的に投資をしております。2024年3月12日には、日本語性能で、GoogleのGemini 1.0 ProやOpenAIのGPT-3.5-turboなどの商用のグローバルモデルに匹敵する精度のLLMを開発し、デモサービスとして公開しました(※2)。また、当社では社会実装にも注力し、LLMの運用基盤や知見を元に、LLMを活用して30〜50%の業務効率化を実現した事例を多く生み出しております。

今回のご支援を元に研究開発を推し進め、モデルの高性能化に加えて、日本に適合した基盤モデル、具体的には日本の知識や表現を詳しく学習した基盤モデルの構築を行い、日本で「あたりまえ」に活用されるインフラを目指してまいります。

※1「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」は、日本の生成AI の開発力強化を目的とした経済産業省およびNEDOが推進するプロジェクトです。
  https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/geniac/index.html
※2 ELYZA、グローバルモデルに匹敵する日本語LLMを開発、デモ公開
  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000047565.html

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