【保育×AI】行動認識AIを活用し子どもの異常行動を検知する実証テストを開始。子どもの異変に気づき、トラブルなどを未然に防ぐ見守りシステム

千葉県内に認可保育園を11園運営する株式会社ハイフライヤーズはAI警備システム アジラを活用した子どもの異常行動を検知し、トラブルを未然に防ぐ見守りシステムの実証テストを6月より開始する。

■保育園でのAI活用のねらい

・子どもの異常行動を検知
・トラブルを未然に防ぐ環境作り
・保育園内の安全管理の強化

子どもを預かる保育施設では、園児の安全や健康状態の管理は最優先事項になる。このAI警備システムを導入することで、人の目だけでは追いきれず起きてしまうヒューマンエラーを少しでも未然に防げるのではと考えている。

転倒や怪我に繋がりやすい行動や、ケンカやトラブルが起きそうな状況をAIが判断することができれば、保護者も保育者も求める、より安全な保育現場の実現に繋がると期待している。

これから行う実証テストが、少しでも保育業界全体がいい方向に進むきっかけになれば嬉しいとのこと。

■ 実証テスト概要

実施期間:6月17日〜6月21日(予定)
実施場所:キートスチャイルドケア桜木
カメラ:4.5歳児室の天井に1台のカメラを設置

各社の役割
キヤノンシステムアンドサポート株式会社:AI警備システム 「アジラ」の提供
「キヤノングループにおいて日本国内で一番お客さまに近いところに立ち、キヤノンが得意とするイメージング技術とITを組み合わせ、お客さまの課題に最適なソリューションを提供しています。」
ハイフライヤーズ: 実証テスト場所の提供、保護者への取り組み説明
アジラを6歳未満の子どもに使用したことがないため、子どもの行動を対象にAIがどう分析するかを検証していく。

■システム概要

① カメラの映像に映る人の行動を認識し、特定の行動に対する検知が可能
・行動認識 AIを利用した姿勢推定技術による、行動変化に対する検知
・転倒や喧嘩・ふらつき・違和感行動などの危険行動に特化した検知

② 迅速な検知
オンプレミスによるリアルタイム検知

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