【日本初】ギブリー、バイドゥ株式会社と生成AI技術のマーケティング活用領域で業務提携

〜画像・音声・動画生成等のクリエイティブ領域の最新AI技術を駆使して、現場レベルの実用を目指した共同研究を開始〜

生成AIの法人活用推進サービス「法人GAI」やマーケティングDX支援サービス「DECA」を手掛ける株式会社ギブリーは、生成AIによる企業のマーケティング実務の本質的な自動化・効率化を支援するため、バイドゥ株式会社との業務提携および技術提携を実施する。この提携において、百度グループが独自開発したAI画像生成技術などをギブリーに提供する。ギブリーは、これまで培ってきた生成AIの法人利活用における実務的な課題やAIプロダクトの開発ナレッジと、マーケティングDX支援部門において培った豊富な実務ノウハウをもとに、専門性の高いマーケティング実務の生産性を飛躍的に高めるための実用化を目指し共同研究を進める。

■急成長する中国の生成AI技術

世界的なChatGPTブームを受け、中国においても2023年より生成AI業界に参入する企業は急増している。メガテック企業のみならず、大学・研究機関、テック業界のリーダーが起業したベンチャー企業、及び産業分野向けのサービス企業も参入し、中国独自のAI技術をベースに、金融、医療、教育、ECなど多くの分野での実装が進んでいる。特に、AI生成インフルエンサーによる24時間無休のライブコマースなど、マーケティング領域においては、日本を凌駕するような活用事例も見られている。

■百度グループの生成AIへの取組み

百度は強力なインターネット基盤を持つAIリーディングカンパニーとして、世界検索エンジン大手で中国大陸では最大のシェアを誇る企業でもある。検索サービスで得られた豊富なデータを強みとし、直近10年間では、ディープラーニングを始め、対話型AIオペレーティングシステム、自動運転などの最先端分野への投資を続けてきた。2023年3月16日、新世代の知識強化型大言語モデル「文心一言 (ERNIE)」のテストを正式に開始し、同年10月には、総合能力においてchatGPT-4に匹敵するレベルの「文心一言(ERNIE 4.0)」を正式にリリースした。バイドゥとギブリーは今回の提携後も生成AIに関する技術交流を続けていき、最先端の技術を随時提供していく。

■ギブリーの生成AIへの取り組み

ギブリーは、2023年4月に法人向けの生成AI活用支援サービス「法人GAI」を立ち上げて以降、生成AI活用における市場のニーズに応えてソリューションの幅を広げ、生成AIの導入・活用コンサルティング、従業員向けのAI活用研修、環境開発など400社以上のAI活用を支援してきた。2024年からは、AIプロダクト開発支援サービス「Givery AI Lab」、AIエンジニア育成サービス「Track Academy」の提供を開始し、AIを活用したプロダクト開発におけるナレッジを蓄積している。また、創業以来10年以上提供を続けるマーケティングDX支援サービスにおいては、カスタマーサービスにおけるAI利活用支援サービス「DECA AI接客」ならびにマーケ業務の自動化・効率化をAIで実現する「マーケGAI」を提供しており、消費財の国内大手企業を中心に、対面・非対面コミュニケーションにおけるデジタル化・AI活用を支援してきた。
ギブリーは、バイドゥとの技術提携を通じて、企業コミュニケーションなどにおいて先進的な生成AI活用が進む中国発の先端AI技術を取り入れ、国内のマーケティングおよびクリエイティブ実務に最適化する形で画像・音声・動画生成等の実用化を行い、国内のマーケティング実務の生産性を飛躍的に高めるソリューションの提供を目指す。

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