デザイン業界におけるAIツールの認知度と普及率を調査

合同会社田島デザインは、デザイン系AIツールの認知度と普及率に関するアンケート調査を実施した。本調査は、業界全体のトレンドを把握し、デザイン業務を行う際のAIツール選定の参考となることを目的としている。

出典元:プレスリリース

◾️調査概要

本調査は、「スクリーニング調査(n=5,000)」と「本調査(n=298)」の二段階に分けて実施した。両調査ともWEBアンケートサービス(セルフ型アンケートツール)の「Freeasy」にて調査した、自社調査となる。
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◾️調査結果サマリー

スクリーニング調査(n=5,000)
・AIツールを普段利用していない割合は85%
・毎日AIツールを使っている割合が最も多い職業は「デザイナー」で、その割合は20%以上
・AIツールに有料課金している人は全体の7%

本調査(n=298)
・画像/グラフィック系AIツールで、利用率が最も高いのも「Midjourney」(24.2%)
・資料系AIツールで利用率が最も高いのも「Ganma」(31.9%)
・Web系AIツールで利用率が最も高いのは「tl;draw」(22.8%)
・動画系AIツールで利用率が最も高いのも「DomoAI」(23.8%)
出典元:プレスリリース
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◾️スクリーニング調査結果詳細

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AIツールを普段利用していない人が「85%」

「ほとんど利用しない」と「使用したことない」という回答を合わせて85%程度が、普段の生活でAIツールを使用していないという回答だった。残りの15%の方は月に数回以上使っており、毎日の方は3.3%という結果だった。
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利用頻度について、職業別でランキング形式にした。特に「デザイナー」は、月数回以上利用している方は53.1%(2人に1人以上)、毎日利用している方は20.4%(5人に1人以上)という結果となった。
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月に1個以上AIツールを利用する方は「25%」

月に1個以上AIツールを利用する方は「25%」という結果だった。
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有料課金している人は「全体の7%」

2024年5月の1ヶ月間での「AIツールへの課金額」を調査したところ、「利用していない76.4%」と「無料の範囲で利用している16.6%」の合計93%の方がAIツールに課金していないことがわかった。つまり、7%の方はAIツールに課金しているということになる。

◾️本調査結果詳細

本調査は下記ツールを対象に調査した(デザインAIツールカオスマップ2024)。
出典元:プレスリリース
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【画像/グラフィック系】認知率・普及率ともに1位は「Midjouney」

画像/グラフィック系AIツールについては、Midjourneyが30.2%と最も認知率が高い結果となった。また、普及率も24.2%とともに1位という結果だった。

【資料系】認知率・普及率ともに1位は「Ganma」

資料系AIツールについては、Ganmaが36.6%と最も認知率が高い結果となった。
また、普及率も31.9%とともに1位という結果だった。

【web系】認知率1位「Create.xyz」・普及率1位は「tl;draw」

Web系AIツールについては、「Create.xyz」が25.2%と最も認知率が高い結果となった。
一方普及率については「tl;draw」が22.8%とともに1位という結果だった。

【動画系】認知率・普及率ともに1位は「DomoAI」

動画系AIツールについては、DomoAIが27.2%と最も認知率が高い結果となった。
また、普及率も23.8%とともに1位という結果だった。

[調査結果詳細リンク:https://tajima-d.com/columns/design_ai]

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