韓国では「AIスタートアップ」「旅行スーパーアプリ」が大型調達！韓国ベンチャー情勢の最新レポートを公開（2024年上半期版）

国内最大級のスタートアップメディア「Uniqorns（ユニコーンズ）」が発表した2024年上半期の韓国スタートアップ資金調達ランキングによると、AIスタートアップのRebellionsが1.24億ドルの資金を調達し、首位に立った。Rebellionsは、AIアクセラレータの開発に焦点を当て、シリコン・アーキテクチャとディープラーニング・アルゴリズムの間のギャップを埋める革新的な取り組みを行っている。上位には他のAI関連企業も名を連ねており、2位のDEEPXはAIハードウェア・システム・ソリューションを提供、3位のUpstageは幅広い業界向けのAIツールを開発している。また、4位には韓国の旅行スーパーアプリを運営するMyrrealtripが0.56億ドルを調達し、テクノロジーと旅行産業の融合を示している。このランキングは、韓国のスタートアップ生態系が急速に発展し、特にAIと旅行分野で大きな投資を引き付けていることを示している。

【調査概要】
タイトル：【2024年上半期】韓国スタートアップ資金調達額ランキング（2024年1月1日〜6月30日）
集計期間：2024年1月1日から2024年6月30日までのデータを対象としている（2024年7月1日時点）。
データの独自性：本レポートに掲載されている情報は、EmolutionCreativeが独自に収集したデータに基づいており、各種集計はすべて弊社のデータベースから行っている。
情報源：集計にあたり、主にプレスリリースやニュース記事を情報源として使用している。
免責事項：本資料に掲載されている情報は、信頼できる情報源から作成されているが、その内容の正確性や完全性について保証するものではない。また、本資料に基づいて生じたいかなる損害に対しても責任を負わない。本資料は情報提供のみを目的としており、投資勧誘や推奨を意図したものではない。記載内容は予告なく変更されることがある。

1位：Rebellions
事業内容：基盤のシリコン・アーキテクチャとディープラーニング・アルゴリズムのギャップを埋め、AIアクセラレータを開発
資金調達額：1.24億ドル
投資家：韓国の通信大手KT、パビリオン・キャピタル、韓国開発銀行、Korelya Capital、DG Daiwa Ventures

2位：DEEPX
事業内容：AIハードウェア・システム・ソリューション企業
資金調達額：0.8億ドル
投資家：SkyLake Equity Partners、BNW Investments、AJU IB、Timefolio Asset Management

3位：Upstage
事業内容：タスクの自動化、生産性の向上、さまざまな業界への意思決定支援を行う人工知能ツールを開発
資金調達額：0.72億ドル
投資家：SKネットワークス、KTコープ、韓国開発銀行、新韓ベンチャー投資、SBVA

4位：Myrealtrip
事業内容：韓国旅行スーパーアプリ
資金調達額：0.56億ドル
投資家：BlueRun Ventures Korea、IMM Investment、Korelya Capital、ヴァンダービルト大学の寄付基金、Altos Ventures、Partech Partners、Smilegate、SV Investment

5位：Bitsensing
事業内容：市民の生活の質を向上させるスマートシティ・ソリューションの開発に重点を置くレーダー技術の新興企業
資金調達額：0.25億ドル
投資家：韓国開発銀行、HL Mando Corporation、韓国産業銀行、Aju Capital

6位以降はUniqornsで公開中
Uniqorns内の関連記事はこちら▼
https://uniqorns.jp/article/h1-2024-south-korea-start-up-funding-ranking-1-jan-30-jun-2024/