3D解剖アトラス「IVALA LEARN」、全国の獣医療系学生を対象に無料提供開始

教員向けサポートマニュアルも導入し、獣医学教育を促進

株式会社EDUWARD Pressは、海外で高い知名度と信頼性を誇るVINグループが有する高精度3D解剖アトラス「IVALA LEARN」を2024年9月12日から日本国内で提供を開始する。本サービスは、学生は無料で利用でき、大学・専門学校等での使用を想定した「教員向けサポートマニュアル」を導入予定の学校に提供し、「IVALA LEARN」の授業での活用を支援する。

■獣医療解剖学教育の現状

解剖学は獣医療の根幹を支える重要な学問であるが、近年、動物福祉への関心の高まりとともに、獣医療教育における生体解剖の実習機会が大幅に減少している。これにより、学生が動物の解剖を立体的に理解し、臨床に活かすための十分な実習経験を積むことが困難になっている。同時に、従来の紙媒体による学習では立体的な構造を捉えにくく、実際の解剖との間に大きなギャップが生じるという課題がある。

■「IVALA LEARN」の魅力

IVALA LEARNは、実物さながらの3Dモデルで、動物の解剖学的構造をあらゆる角度から詳細に観察することができる。また全ての解剖用語や解説は日本小動物外科専門医の高木哲教授(麻布大学)が監修しているため、正しい情報を適切に取得することが可能である。本サービスは、減少している実習機会を補い、獣医療教育が抱える課題解決に貢献する。
鮮やかなグラフィックによる実物に近い質感

鮮やかなグラフィックによる実物に近い質感

出典元:プレスリリース
直感的な操作で骨格、筋肉、臓器を360度観察

直感的な操作で骨格、筋肉、臓器を360度観察

出典元:プレスリリース
時間・場所に縛られない学習の実現

時間・場所に縛られない学習の実現

出典元:プレスリリース

■ご活用方法

IVALA LEARNは、獣医学教育の様々な場面で活用できる。例えば、解剖学講義の予習・復習において、3Dモデルを使って骨や筋肉の位置関係を立体的に把握することで、理解を深めることができる。外科学講義では、手術部位の解剖学的構造を確認し、より実践的な知識を身につけることが可能である。また、解剖学、病理学、外科学実習などの実習科目では、IVALA LEARNで予習しておくことで、実習内容の理解度を高め、スムーズな実習進行に役立つ。学生アカウントの登録方法から活用方法までサポートする「教員向けサポートマニュアル」を用意しているので、導入を希望する方は下記問い合わせ先まで連絡してほしい。
お問い合わせ先:info@eduone.jp

Special Features

連載特集
See More