株式会社アクシスの『クラウド薬歴 Medixs』とアサイクル株式会社の『ピッキング監視アプリ PICKING GO』が連携開始、薬局業務の効率化と患者安全性向上へ貢献

今回の連携で、薬局業務をオンラインで一元管理し、ピッキングミス削減や薬歴管理の効率化を実現。待ち時間短縮や安全性向上に加え、業務全体の精度が向上し、医療DXによる医療の信頼向上に貢献する。

株式会社アクシスとアサイクル株式会社は、クラウド型電子薬歴システム「Medixs(メディクス)」と薬局向けピッキング監査システム「PICKING GO」のシステム連携を通じ、薬局業務全体の効率化と安全性向上に貢献し、患者さんが安心してお薬を服用できる環境と薬剤師が安心して働ける環境を目指す。
Medixsで調剤監査情報を表示させている実際の画面-1

Medixsで調剤監査情報を表示させている実際の画面-1

出典元:プレスリリース
Medixsで調剤監査情報を表示させている実際の画面-2

Medixsで調剤監査情報を表示させている実際の画面-2

出典元:プレスリリース

■連携の効果と社会問題への取り組み

「PICKING GO」での調剤監査情報が「Medixs」にリアルタイムで共有され、薬剤師は薬歴情報を基にピッキング作業の確認や調整を効率的に行える。
- 業務の一元化:薬歴管理とピッキング監査がシームレスに連携し、調剤ミスの削減と業務の流れがスムーズになる。
- 薬剤師の作業時間短縮:自動監査機能により、確認作業が効率化され、調剤プロセス全体のスピードが向上する。
- 患者への安心感向上:詳細な調剤情報に基づき、薬剤師はより正確な服薬説明が可能になり、患者は安全かつ安心して薬を受け取ることができる。
- 待ち時間の短縮:調剤業務の効率化により、患者の待ち時間が短縮され、薬局のサービスレベルが向上する。

■2030年問題への対応:医療従事者不足と高齢化に備えるシステム連携

日本が直面する2030年問題(人口減少と高齢化による医療従事者不足や医療費増加)に対し、今回のシステム連携は、薬局の業務効率化と医療リソースの最適化に寄与する。薬歴とピッキング情報の統合により、薬剤師の業務負担を軽減し、限られた人材でも質の高い医療サービスが提供できる体制を構築する。

■連携による改善への期待と今後の展望

今回のシステム連携による効果は、業務の効率化だけでなく、薬剤師のミス削減や患者の安心感向上など、医療従事者と患者双方に大きなメリットをもたらす。また、薬歴データと調剤監査の一元管理により、将来的には医療分析や予防医療への貢献を検討している。アクシスとアサイクルは、今後も「Medixs」と「PICKING GO」の連携を通じ、薬局のデジタル化を推進し、社会全体にとっての信頼性と利便性を高めることで、医療DXの発展に貢献していく。

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