GMO ReTech、不動産管理会社向けCRMツール『GMO賃貸DX オーナーCRM』をリリース

GMOインターネットグループのGMO TECH株式会社の連結会社で、不動産賃貸領域におけるDX（デジタルトランスフォーメーション）を支援するGMO ReTech株式会社は、2024年12月18日（水）より、『GMO賃貸DX オーナーCRM』の提供を開始する。
『GMO賃貸DX オーナーCRM』は、不動産オーナー管理に特化した不動産管理会社向けCRM（※1）ツールである。データの管理・分析などにより、不動産管理会社は不動産オーナーのニーズや環境に合わせた最適なサービス提案を行い、不動産オーナーの満足度向上へ繋げる。これにより、不動産管理会社と不動産オーナーの長期的な信頼関係の構築をサポートし、不動産管理会社の売上向上と資産価値最大化を実現する。
(※1) CRM（Customer Relationship Management：顧客関係管理）は、顧客情報や顧客とのやり取りを一元管理し、顧客との良好な関係を構築・促進する経営手法である。

不動産業界ではDX化が加速しており、既にDXツールを導入している企業は不動産業界全体の23.3％であり、今後実施を検討している企業を含めると44.1％にのぼる（※2）。
GMO ReTechはこれまでにも不動産に特化したDXツールを提供してきたが、不動産オーナーの更なるエンゲージメントを向上させるためには、業務管理を改善する必要があると考え、不動産オーナー管理に特化した『GMO賃貸DX オーナーCRM』を開発した。
（※2）IPA独立行政法人 情報処理推進機構「DX白書2023」
https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/dx-2023.html

『GMO賃貸DX オーナーCRM』の特徴は以下のとおりである。
■特徴1：簡単操作で不動産オーナーの活動履歴を効率管理
活動履歴の登録が簡単で、不動産オーナーごとに「日付」や「報告種別」を選択し、内容を入力するだけで簡単に記録できる。紙によるアナログな情報管理と比べ、活動履歴の登録・確認・共有がスムーズになり、注力したい業務に時間を充てることができる。また、幅広い年齢層の方が利用しやすいよう、操作しやすいデザインを目指した。
■特徴2：情報共有で一貫したアプローチを実現
「誰が」「いつ」「どのような提案を行ったのか」などの情報を組織単位で確認できるため、社員の異動や退職時にも質の高い引き継ぎが可能である。これにより、担当者個人に依存せず、不動産管理会社の組織全体で一貫したアプローチができ、不動産オーナーからの信頼獲得による継続的な管理委託や新ビジネスの機会創出につながる。
■特徴3：自動通知機能による適切なフォローアップ
連絡が滞っていたり、接点が少なくなったりした不動産オーナーに対しても、自動通知機能により適切なタイミングでフォローアップが可能になる。これにより、不動産オーナーとのコミュニケーションを維持し、長期的な関係を構築できる。また、定期的な連絡ときめ細やかな対応で不動産管理会社への信頼が深まり、追加の管理委託や新たなサービス利用による不動産管理会社の売上向上を実現する。
■特徴4：家系図機能で相続対策をサポート
家系図機能を活用し、不動産オーナーの家族構成や関連情報を管理することで、将来の相続に備えた事前準備が可能になる。これにより、相続が発生した際にもスムーズな提案が行えるだけでなく、相続をきっかけとした解約の防止につながる。さらに、不動産オーナーの保有する金融資産情報も把握でき、状況に合わせた最適な提案が可能である。
■特徴5：モバイル対応で外出先でも快適に利用可能
PCの他にスマホやタブレットからも利用可能であり、不動産オーナー訪問時などの外出先でも、活動履歴の登録やリアルタイムな情報確認ができる。書類を持ち運ぶ手間やオフィスに帰社する時間が省け、必要な情報へ即座にアクセスできることで業務効率が向上する。
■特徴6：煩雑なカスタマイズが不要
『GMO賃貸DX オーナーCRM』は不動産オーナー管理に特化しているため、従来のCRMサービスで必要だったカスタマイズが不要である。これにより、導入から利用開始までをスムーズに進めることが可能であり、初期設定や社員教育にかかる時間とコストを削減する。

【サービスページURL】
https://chintaidx.com/ownercrm/