クリエイターが選ぶ生成AIランキング2024

活用シーンが広がり、選択基準は多様化

1,000億円を超える生成AI市場を制するツールの動向を占うべく、noteは2024年の投稿データを基にした生成AIツールランキング(総合・急上昇の2部門)を発表した。本ランキングは、noteへの記事の投稿数、投稿者数、PV数などの指標を総合的に分析し、作成している。

■ランキングに見る生成AIツール市場の変化

生成AI元年の2023年と比べ、2024年はツールの選択肢が多様化し、さらなる発展期を迎えた。総合ランキングでは首位のChatGPTに続き、カスタマイズ性の高いStable Diffusionが2位となった。それぞれ最新バージョンの解説や、実験的な活用例が数多く投稿されている。
一方、急上昇ランキングではDALL-EやAdobe Fireflyなど、慣れ親しんだ作業環境でそのまま使えるツールが台頭している。商用利用しやすいツールへの関心の高まりもうかがえる。また、検索機能付きのPerplexity(急上昇3位)や、文章・画像・音声を統合的に扱えるGemini(両ランキング5位)など、多機能型のツールも注目を集めた。
日本の生成AI市場規模は2024年に1,016億円に達し、2028年には8,028億円まで拡大すると予測されている(※1)。新ツールや新機能が続々と登場する中、最新情報の入手先としてSNS(42%)やニュースサイト(39%)が使われている(※2)。noteには、最新の活用事例や実践的な知見が日々投稿されている。生成AIツール関連の記事がnoteの記事全体のページビュー数の約1割を占めており、多くの方に参照されるプラットフォームとして支持を集めている。
※1出所:IDC Japan『2024年 国内AIシステム市場予測を発表』
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ52722724
※2出所:ICT総研『2024年度 生成AIサービス利用動向に関する調査』
https://ictr.co.jp/report/20240830.html/

総合ランキングTOP5
第1位:ChatGPT
第2位:Stable Diffusion
第3位:Midjourney
第4位:Dify
第5位:Gemini

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