リモートワークに必要なものとは?快適に仕事を続けるコツも教えます
2022/1/24
近年、インターネットやスマートフォンなどを利用してオフィスから離れて仕事をおこなう「リモートワーク」を導入する企業が増えてきました。リモートワークを長く快適に続けられるよう、ここではリモートワークに必要なものをご紹介します。
Contents
- リモートワークとは?
- リモートワークに最低限必要なもの・必要な機材
- インターネット環境
- パソコン
- デスク
- リモートワークでパソコン周りを充実させるのに必要なもの
- ノートパソコンスタンド
- デュアルディスプレイ
- モニターアーム
- ブルーライトカットメガネ
- リモートワークでデスク周りを充実させるのに必要なもの
- クッション
- ゲーミングチェア
- チェアマット
- スタンディングデスク
- 昇降式パソコンデスク
- プリンター収納
- サイドテーブル
- 室内用テントやパーテーション
- リモートワークでウェブ会議を快適にするために必要なもの
- ヘッドセット
- WEBカメラ
- マイク
- 外出先でリモートワークを快適にするのに必要なもの
- モバイルバッテリー
- モバイルWi-Fi
- モバイルディスプレイ
- リモートワークをうまく続けるために必要なこと
- 目に見える成果が出るよう心がける
- 良好なコミュニケーションを意識する
- 情報の取り扱いに気をつける
- 仕事にメリハリをつける
- 便利グッズをうまく活用してリモートワークに取り組もう
そこで今回は、リモートワークの概要を説明するとともに、リモートワークに必要なものを優先度別に紹介します。また、長期的にリモートワークを続けられるよう、リモートワークをうまく続けるためのコツについても説明します。
リモートワークとは?
リモートワークを導入すれば、場所を制限されることなく勤務できるようになるだけでなく、勤務時間を柔軟に調整できるため、子育てや介護などの理由で出社が難しい人でもキャリアを継続させることが可能です。企業にとっては、交通費や時間外勤務の削減、時間の有効活用による生産性の向上といったメリットが生じるため、今後もリモートワークを導入する企業は増えていくでしょう。
リモートワークに最低限必要なもの・必要な機材
リモートワークに必要なものは、「最低限必要なもの」と「あれば便利なもの」に分けることができます。業種や働き方などによって必要なものは変わりますが、一般的に用意しておいたほうがよいものを知っておくことで、リモートワークに取り組みやすくなるでしょう。
インターネット環境
そんなインターネット環境にも、「有線LAN」と「無線LAN」があるため、「どちらを選べばよいか分からない」と悩んでしまう人もいるかもれません。以下では、有線LANと無線LANの特徴について詳しく説明します。
・有線LAN
有線LANは、インターネット接続を提供している会社から提供されたモデムを、LANケーブルをつかってパソコンと接続する方法です。ケーブルでインターネットに接続することによって、安定的なインターネット通信が可能になるだけでなく、設定の簡単さやセキュリティ面の安全性も高まります。
一方、有線LANはLANケーブルの届く範囲でしか作業できないのが難点です。デスクトップパソコンを使用するなど、インターネット通信を利用する場所が限られているのであれば有線LANがおすすめですが、自宅の中でもリビングや書斎など場所を移動して仕事をするのであれば、無線LANを選んだほうが良いかもしれません。
・無線LAN
無線LANは、モデムとパソコンを、LANケーブルを使用せず無線で接続する方法です。ケーブルが不要なので、パソコン周りがスッキリするだけでなく、部屋の中を自由に移動しながら仕事を進められるのがメリットです。また、パソコン以外にもインターネット接続する機器を持っている場合、無線LANがあれば一度に複数の機器でインターネットを利用することもできます。
しかし無線LANは、居住環境や無線LANの機器によっては接続状態が悪くなったり、接続設定をうまくおこなえずスムーズにインターネットを利用できなくなるというデメリットが生じる場合があるので注意が必要です。無線通信をすることからセキュリティ面でのリスクも高まるため、しっかりとした対策が求められます。
パソコン
自宅にパソコンがあっても、職場にあるパソコンよりも性能が劣ることで、効率的に仕事を進められなくなる危険性があります。自宅にあるパソコンで仕事をする場合は、パソコンのスペックもあわせて確認しておきましょう。また、セキュリティ面での安全性を確認するために、OSや利用しているセキュリティソフトを確認しておくことも大切です。
デスク
デスクにも複数の種類があるため、職種や仕事の進め方などに応じて、適切なデスクは選べるようにしておくことが大切です。以下では、デスクの種類ごとの特徴について詳しく説明します。
・スタンダードデスク
スタンダードデスクワークは、デスクの中でよく選ばれている種類のタイプです。パソコンを利用することを想定して設計されたものが多いので、スムーズにリモートワークを始められるでしょう。大きさもコンパクトなものが一般的なので、普段使いのデスクにもピッタリです。
また、デスク周囲の空きスペースにデスクワゴンやラックを設置すれば、収納スペースを拡張することも可能です。オフィスから資料をたくさん持ち帰ったとしても、うまく管理しながら効率的に仕事を進められるでしょう。
・ロースタイルデスク
ロースタイルデスクは、その名の通り高さを低く抑えているのが特徴のデスクです。主に和室で作業をする人や、椅子に座って作業をするのが苦手な人に向いています。部屋に設置しても圧迫感を感じにくいサイズになっていることから、開放感のある部屋づくりが可能です。
しかし、ロースタイルデスクは座った姿勢でしか作業を進められないのが難点です。長時間仕事をしていると姿勢が崩れてしまったり、場合によっては肩こりや腰痛などのトラブルが起きる危険性があるので注意が必要です。座椅子のように背もたれのある椅子を一緒に用意しておくと快適にリモートワークを進められるでしょう。
・L字型デスク
「作業スペースをなるべく広く確保したい」という人は、L字型デスクがおすすめです。リモートワークを進める際に必要な物品を手に取りやすい場所に配置できるため、作業効率を上げやすくなります。
また、L字型デスクには、サイズをコンパクトに抑えたタイプがあるのも魅力です。部屋の大きさにあわせて適切なL字型デスクを設置できるので、多くの人が自宅に快適なワークスペースを確保できるでしょう。
・昇降型デスク
座った状態の姿勢で長時間集中力を維持するのは大変です。また、同じ姿勢が続くことで腰痛などの症状を引き起こしかねないので、適宜姿勢を変えることは大切になります。
昇降型デスクを利用すれば、座り仕事と立ち仕事を交互に切り替えることが可能です。姿勢を変えながら仕事をすれば、気分をリフレッシュしつつ生産性が高い仕事を続けられるようになるとでしょう。
また、昇降型デスクには、ハンドルやレバーを利用して手動で昇降させるタイプや、ガス圧や電動で昇降させるタイプなどがあります。電動タイプの昇降型デスクには、デスクの高さを保存できるものもあるため、ワンタッチでリモートワークに適した高さに切り替えることも可能です。
・チェア
床に座って長時間作業するのは大変なので、適切なチェアを用意しておくことも大切です。チェアにも、座面の固さや高さ調節機能の有無、背もたれの角度などに違いがあるため、なるべく快適に仕事を進められるチェアを選ぶ必要があります。
ただし、オフィスチェアを購入しようとすると、それなりの費用がかかってしまう場合があるので注意しておかなければなりません。ゲーミングチェアなど、長時間がゲームプレイに対応したチェアであれば、比較的コストパフォーマンスが良いといわれているので、導入する際は検討してみましょう。
・セキュリティツール
インターネット上で個人情報を取り扱ったり、企業の大切な情報をほかの従業員とインターネットを通じてやりとりするのであれば、セキュリティ管理も重要になります。Windows10のように、購入した時点でセキュリティソフトである「Windows Defender」が搭載されているものもありますが、設けたいセキュリティ機能によっては追加でセキュリティソフトを購入する必要があるかもしれません。
ウイルスの種類が少ないといわれているMacOSであっても、最近はシェア数が増えてきているため、今後はウイルスが増えていくことが予想されます。不測の事態に備えてセキュリティツールを導入しておくのが望ましいでしょう。
リモートワークでパソコン周りを充実させるのに必要なもの
ノートパソコンスタンド
デュアルディスプレイ
モニターアーム
ブルーライトカットメガネ
リモートワークでデスク周りを充実させるのに必要なもの
クッション
クッションには、通気性の良いものや低反発のもの、形状を柔軟に変更できるものや滑り止めが設けられたものなど、さまざまな種類があります。オンラインで購入することもできますが、適切なクッションを用意するためにも使用感を把握してから購入できる実店舗で選ぶのがおすすめです。
ゲーミングチェア
チェアマット
スタンディングデスク
昇降式パソコンデスク
プリンター収納
サイドテーブル
室内用テントやパーテーション
リモートワークでウェブ会議を快適にするために必要なもの
ヘッドセット
ヘッドセットがあれば、オンライン会議中にプロジェクトの情報共有や指示伝達などをスムーズにおこなえるようになります。情報伝達ミスや円滑な会議の進行を妨げないためにも、1つは用意しておきたいところです。特に、コールセンター業務など、顧客対応をする場合は性能の優れたヘッドセットを用意しておくとよいでしょう。
WEBカメラ
外付けのWEBカメラであれば、高品質な映像を好みのアングルで発信できるので、安心してウェブ会議に集中できるでしょう。
マイク
外出先でリモートワークを快適にするのに必要なもの
モバイルバッテリー
モバイルWi-Fi
モバイルディスプレイ
リモートワークをうまく続けるために必要なこと
・目に見える成果が出るよう心がける
・良好なコミュニケーションを意識する
・情報の取り扱いに気をつける
・仕事にメリハリをつける
これらを意識してリモートワークに取り組めば、職場から離れた環境であってもうまく仕事を続けられるようになるでしょう。以下では、リモートワークをうまく続けるためのコツを詳しく説明します。
目に見える成果が出るよう心がける
リモートワークは、勤務時間や休日の概念が薄くなりやすいのが特徴です。そのため、長時間働いたからといって必ずしも評価されるわけではないことも知っておきましょう。
良好なコミュニケーションを意識する
業務の開始時間や終了時間の連絡、質問に対する具体的な返答、プロジェクトへの主体的な提案やトラブル発生時の報告などをしっかりおこなえば、うまくリモートワークを進められるようになるでしょう。
情報の取り扱いに気をつける
オープンな場所でオンライン会議をおこなったり、オープンネットワークで機密情報をやり取りすると、大切な情報が漏洩してしまう危険性が高まるので注意が必要です。書類の置き忘れや盗難などにも気をつけましょう。
仕事にメリハリをつける
人によっては集中力が持続せず、うまく成果を出せない人も出てくるでしょう。一度に取り掛かる業務時間を決めておいて定期的に休息を挟むなど、あらかじめスケジュールを組んでおくといった対策を取れば、リモートワークを続けやすくなるかもしれません。
便利グッズをうまく活用してリモートワークに取り組もう
リモートワークの必需品はなるべく早く用意する必要がありますが、そのほかのものは、仕事を進めていく中で必要に応じて集めていくのがおすすめです。ここで説明した内容を参考にして、成果の出るリモートワークを長く続けられるようにしておきましょう。