住宅契約にコンタクトレス予約の需要が高まる 昨年比2倍に増加し、約90%に上る

東京近郊にマンスリーマンション、サービスアパートメントを展開するメトロレジデンス。同社では、2020年3月以降の予約について、対面でのやりとりを極力避けたコンタクトレス予約プラットフォームへの需要が特に高まっているという。

■「コンタクトレス」予約が急増

内見や立ち合いなど対面でのやりとりを伴わないコンタクトレスな予約プラットフォームの需要は、昨年の45%から比べて2倍に増加し、約90%に上るという。

■メトロレジデンスのコンタクトレス・プラットフォーム 5つの特長

1.バーチャル内見
メトロレジデンスでは、実際の部屋に見学にいかなくても安心して申込みできるよう、正確な写真・情報の提供に努めているという。中でも同社管理の物件については自ら内装の手配や定期メンテナンスまでおこなっているとのことだ。複数の部屋を比較・検討したい人でも、オンラインで効率よく理想の仮住まいを探すことが可能という。

2.ライブ予約システム
一部の部屋については、ホテル予約システムのように滞在期間を指定し、クレジットカード情報を入力することで、来店せず即時予約ができる仕組みを整えている。

3.オンラインで手続き
契約内容が確定後、契約書をメールで送る。署名に関しては、クラウド型電子契約サービス「Hellosign」を利用。対面での契約や煩雑な書類の郵送は不要。押印書類や領収書が必要な人についても、対応するという。

4.セルフチェックイン
賃貸物件のような不動産会社の立会いがない。近くのコンビニエンスストアなどの鍵設置場所に出向き、案内に従って自身で鍵を受け取る。家電の取扱説明書や、入居に関するガイドは各部屋に配布しているという。

5.フロントデスクサービス
家具・家電の故障や部屋でのトラブルに際して、相談を受けるフロントデスクサービスも設けている。

Article Tags

Special Features

連載特集
See More