街中にワークスペースを配置する実証実験が開始へ カフェやレストランの空席シェアリングを進める

空席シェアリング「ONESEAT(以下:ワンシート)」を開発するプランツオーケストラ株式会社は、株式会社meetranceが運営するコワーキングスペース「SEEDPLACE」と東京都多摩地域の国立・立川・国分寺エリアにて、2020年8月1日よりカフェやレストランの空席を一時的なワークスペースとしてして提供、働き方や店舗消費に関する実証実験を行うと発表した。

■ワンシートとは

1時間単位で誰でも空席をワークスペースとして貸し出せるサービス。
・店舗側(ホスト)メリット
飲食店は基本的に飲食の提供が不要。もし飲食が発生した場合は100%収益となる。ワンシートをで実際にお店に足を運んでもらう事で、顧客化、リピートを狙うことができる「収益を得られる広告」として利用できる。
・利用者(ユーザー)メリット
ホスト側から1時間単位でテーブルと椅子を借りることができる。専用アプリで検索、予約、決済が完了するためスマートな作業体験が可能。飲食店がホストの場合、注文は必須ではない。

■背景

これまでちょっとしたパソコン作業する時、多くの人はカフェやファミレスを利用しているかもしれない。ただ、行ってみたが席が空いていなくカフェ難⺠になったり、周りが騒がしくて作業するのに最適な環境じゃないケースが多いと考えたという。そんな想いから、ちょっとした作業をする場所を探している人たちとスペースを貸している店舗の橋渡しができればと考え、このサービスを立ち上げたとのことだ。

■本取り組みの狙い

街中にアプリで管理できるワークスペースを作り、自在でスマートな作業体験を創出する事で、コワーキングの活性化と同時にホスト側にもメリットが生じるwin-winなサービスとするための実証実験を行うとのことだ。
・利用者(ユーザー側):カフェもデスクにできた場合の働き方の変化
・カフェ・レストラン(ホスト側):店舗の空席の活性化状況、収益性
・コワーキングスペース:SEEDPLACE登録者数やワークスタイルの変化

■実証実験期間

2020年8月1日 〜 10月31日

■対象エリア

東京都多摩地区:国立、立川、国分寺エリア
(※厳密なエリア指定ではないという)

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