いくつかの質問に答えることによって、個人の生活スタイルに即した「住みたい街」「好きになれる街」を提案するサービスだ。全国約1万人の趣味嗜好傾向データと街のデータをかけ合わせて、AIがその人の「住みたい街」「好きになれる街」を診断し、間取りや賃料といった「部屋」「家」に関する情報につながっていく。引越し先である「街」に関する情報を提案する。
不動産業者と部屋さがしをする人にとって長年の課題となっており、しかも各々が課題として認識できていなかった「部屋の条件だけでは本当に自分に合う住まいに出会えない」という問題に向き合い、解決へ近づけていくためのひとつのツールとなることを目指して、ユーザー属性(性別・家族構成・職業など)や街のこだわり評価(治安・おしゃれ感・買い物施設・医療施設など)といったさらに詳細なデータを学習するフェーズへの移行を想定しているという。
ハウスコムでは今後も定期的に大学生ビジネスコンテストを開催し、同社スタッフや不動産業界にとどまらず、大学教授や他業界のビジネスパーソン、ベンチャー企業を含めたさまざまな企業、地域やNPOといったさまざまな立場の人と連携・協業して、学生のフレッシュな事業アイデアを具現化する活動を継続するとのことだ。
<参考「ハウスコム ライフスタイルサーチの学習・サジェストモデル」>