オペレーターと顧客との会話をテキスト化し、回答を提示するシステムの提供が開始 離職率を抑え、品質を高めることを目指す
2020/8/4
株式会社オプテージは、電話オペレーターと顧客との会話をリアルタイムにテキスト化し、オペレーターに顧客への適切な回答を提示するシステム「Enour(エナー) CallAssistant」を2020年8月3日(月)より提供開始すると発表した。同社はこれまで、ヘルプデスクやコンタクトセンター向けのAIチャットボットサービス「Enour AI ChatSupport 」と、有人チャットサービス「Enour ChatSupport」を提供してきた。今回提供する「Enour CallAssistant」を加えることで、顧客に合わせて3つのサービスを組み合わすベストなコンタクトセンター環境をワンストップで構築するという。
Contents
■背景と目的
■「Enour CallAssistant」の概要
【電話応対中での活用】
■特長
同社コールセンターで実際に利用し、オペレーターからのフィードバックを元に開発した。シンプルで現場が使いやすい、コールセンター運営に即した設計だ。
【得意分野に特化したAIの組み合わせによりセンター運営を高度化】
活用している音声認識、自然言語解析といったAIエンジンは、それぞれ異なる最適なエンジンを組み合わせている。得意分野に特化したエンジンを活用することにより、高性能を実現している。
【柔軟な連携が可能】
音声認識エンジンは「DeepSDP」と「AmiVoice」から顧客のニーズに合わせて選択が可能だ。また、顧客のシステムとの連携など、ニーズに応じたカスタマイズも相談できる。さらにチャットサービスとの連携が可能だ。
【クラウドサービスによる低コストを実現】
本サービスはクラウドサービスのため、大きな初期投資が不要となっている。また、月額利用料に関しては、席数単位での課金のため、安価にスモールスタートすることも可能だという。
【セキュアな環境を実現】
通信事業者としてのノウハウを活かし、セキュアな環境を準備。
【BPOサービスの相談も可能】
本サービスの導入支援だけではなく、電話オペレーションのBPOサービスに関する相談も可能だ。