音声認識やRPAを組み合わせたスマート医療秘書サービスが提供開始

kanata株式会社は、Voice-Karteで培われてきた構文解析を音声認識、RPAと組み合わせたスマート医療秘書=kanata!=の提供を開始したと発表した。

■スマート医療秘書=kanata!=とは?

同社で開発し提供を続けているVoice-Karteに搭載してる医療秘書の知識に基づいた構文解析機能と音声認識、RPAを組み合わせ、バイタルなどのデータやオーダーを情報の種類ごとに現在利用中の電子カルテに転記を行うソリューション。これにより、現在利用している電子カルテやレセコンなどのツールを切り替える事なく、そして院内の運用フローなどを基本的に変更する事なく利用できる。
出典元:プレスリリース

■kanata!開発のきっかけ

同社では、医療秘書機能付きクラウド電子カルテ『Voice-Karte』の提供を続けている。Voice-Karteには、医療秘書の知識に基づく構文解析が搭載されている。音声認識と組み合わせ、患者との診察中の会話から、処方、検査、処置などのオーダーの下書きまで自動で作成。ドクターはこれを確認・修正・承認するだけとなる。このVoice-Karteの構文解析と音声認識の機能だけを活用して、現在利用している電子カルテと連携をしたいという声が多くあったという。その要望に応えるべく開発されたのが、スマート医療秘書=kanata!=とのことだ。

■kanata!が業務の効率化をサポート

同社は医療に従事する多くの人から、情報の入力や転記作業など様々なデータの記録に悩みがあるという事をよく聞いたという。kanata!は、患者との会話などの音声をテキスト化し、構文解析を実施する事によりデータの生成や整理をする。そして、整理されたデータを現在利用中の電子カルテに情報の種類ごとに半自動で転記する。これにより、入力や転記作業の業務を軽減し、思考に専念できる環境が構築できる。業務の効率化と共に患者にも安心感を与える診察環境が作れると考えているとのことだ。

kanata!の操作イメージ
出典元:プレスリリース

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