シノケン、「トラストDX」の開発推進を目指しスカラと業務提携
2020/10/15
株式会社シノケングループ(以下、シノケン)は、SaaS/ASP事業を展開する株式会社スカラと、「トラストDX」の開発推進を目的とした業務提携契約を締結しと発表した。
■シノケンが見据える不動産の「トラストDX」
■デジタルIDアプリを活用した不動産の「トラストDX」
シノケンでは、国土交通省の「ITを活用した重要事項説明に係る社会実験」登録事業者として、不動産売買契約におけるIT重説や、電子契約等、不動産取引のDXを推進している。今回、さらにDXを進化させるべく、シノケンが30年にわたり蓄積した、不動産を中心とする事業領域におけるノウハウをベースに、スカラは、SaaS/ASP事業で培ったUXを用い、xIDはエストニアでの先進的な知見や技術を元にデジタルIDを不動産業界向けに適用させていくことで、「トラストDXプラットフォーム」を共同開発し、「不動産のトラストサービス」を実現することが可能であるものと判断し、業務提携に至ったとのことだ。
■新たな次元のUXを創出する「不動産のトラストサービス」
また、将来的には登記申請に至るまで、マイナンバーカードのデジタルIDを用いたオンライン手続きで完結することを目指しており、金融機関を始めとする様々な関係機関にとっても、融資審査における所得証明・契約書類等の改ざん防止が可能となるだけでなく、取引の透明性を高め、信頼性や安全性の飛躍的な向上と、大幅な省人化も見込めるようになるという。