スマートシューズ「ORPHE」、開発者向けのSDK・APIを提供開始

株式会社 no new folk studio(ノーニューフォークスタジオ)は、独自開発のセンサーORPHE COREの計測データを利用したアプリケーションを開発できるキット「ORPHE SDK」および、ORPHE COREの記録した歩容・行動のデータベースを利用できるAPI「ORPHE API」の提供を開始し、新規事業開発を検討中の事業者からの問い合わせを受付開始すると発表した。

出典元:プレスリリース

■活用例

―ヘルスケアで活用。オリジナルのスマートシューズを開発可能に。
業界トップレベルの解析性能を有する専用センサー「ORPHE CORE」を内蔵するオリジナルのスマートシューズで、日常の歩きのデータを計測。日常的に違和感なく着用し続けられる強みを活かし、足への負担や運動量、歩行距離や平均速度、歩き方の変化を長期的に記録・解析できる。

―遠隔医療で活用。リモートでの歩容解析も可能に。
歩容解析は健康状態の把握において重要なステップだ。歩容の解析に特化したセンサーORPHE COREは、これまでモーションキャプチャーやフォースプレートといった大がかりな施設が計測に必要だった指標を手軽に解析可能にした。これまで困難であった遠隔での歩容解析・経過観察を行うことが可能となる。歩容解析データを用いることで、リハビリ日々の健康状態の管理を容易にする。

―スポーツで活用。計測データに基づいた定量的な指導を可能に。
ORPHE COREなら、着地角度、プロネーション、着地衝撃といった指標を容易に計測可能。ランニングはもちろん、あらゆるスポーツの基礎となる歩行・走行データを分析することで、トレーニングの効果を定量的に確認したり、効率よくパフォーマンスを向上する手助けをする。ランナーのコーチングや、怪我のリハビリに活用できる。

■ORPHE SDK

「ORPHE SDK」は独自開発のセンサー「ORPHE CORE 2.0」の計測データを利用したアプリケーションを利用可能にする開発キット。ORPHE SDKを利用することで、業界トップレベルの解析性能を利用したオリジナルのスマートシューズが開発可能になる。
出典元:プレスリリース
ORPHE CORE 2.0:足の動きをリアルタイムで計測するセンサー。シューズに内蔵できるコンパクトなセンサー内で毎歩ごとに高度な歩容解析を行い、BLEの無線接続でデータを送信できる。

■ORPHE API

「ORPHE API」は、ORPHE COREによって計測された歩容・行動のデータベースにアクセスするAPI。ORPHE APIを利用することで、スマートシューズならではのユニークなデータを活用した、スポーツやヘルスケア、医療分野における新たなサービスの開発が可能となる。

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