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小売店舗の棚チェックを行う「AIロボットサービス」が提供開始

日本ユニシスは、店舗業務の作業時間を削減し損失粗利や機会損失を削減する、AIロボットサービス「RASFOR」の提供を開始したと発表した。
本サービスは、スーパーマーケット事業を営むユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(以下、U.S.M.H)と共同で開発を進め、スーパーの閉店後、ロボットが無人の店内を自律走行しながら商品棚の画像を撮影し、AIが解析することで、売価・POP 期限・品切れのチェックを行う。人的業務をロボットが代行することで、深刻化した人手不足を解決し、ニューノーマル時代における業務のデジタル化ニーズに対応する。
出典元:プレスリリース

■背景

小売業における労働力不足は、店舗運営そのものが危ぶまれる事態に直結するほど大きな社会課題となっている。小売業各社では少人数で店舗運営を行う体制作りが求められており、業務の標準化・システム化の検討が進んでいる。また、新型コロナウイルス対策として店舗への出勤者数や勤務時間の抑制など業務省力化に向けた施策が強化されている。さらに、今後OMO(Online Merges with Offline)の進化が進む中、店舗業務のデジタル化、ICTの活用の余地が大きいと捉えているとのことだ。

■概要

日本ユニシスは、サービスロボットの活用で小売業における労働力不足解決を進めてきた。「RASFOR」は自律走行型AIロボットで、数千の商品を対象に、売価・POP 期限・品切れのチェックをするサービス。日々ルーチンワークとして行われている業務をロボットが代行することで、従業員のスキルに依存しない店舗運営を実現する。本サービスは、U.S.M.Hと共同で事業会社カスミが運営するフードスクエアカスミオリナス錦糸町店において常設運用に取り組み、損失粗利、機会損失、店舗業務の作業人時の削減といった業務検証を進めてきた。日本ユニシスが保有するAI画像解析技術および以下各社の技術が活用されている。
・自律移動走行制御システム:村田機械株式会社
・画像撮影・動画撮影制御:株式会社ニコンシステム
・AI 画像解析エンジン:日本ユニシス株式会社

■期待される効果

①人的作業の削減
・売価・POP 期限・品切れのチェックに要する作業人時削減
・品出し業務の効率化
②収益の拡大
・表示売価とPOS売価違いによる損失粗利の削減
・品切れ削減による機会損失削減

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