KDDIと化粧品ECプラットフォーム「NOIN」が資本提携

化粧品ECプラットフォーム「NOIN(ノイン)」を運営するノイン株式会社は、KDDI株式会社との協業を目的として「KDDI Open Innovation Fund 3号」(以下、KOIF3号)より出資を受けたと発表した。

■提携の背景

ノインでは「誰でも自分に合う化粧品に、あたりまえに出会える世界」を目指し、化粧品ECプラットフォーム「NOIN」事業をはじめ、化粧品ブランドのEC進出の支援などを実施してきた。現在ノインで取り扱う化粧品は15,000SKUを超えており、豊富なバリュエーションの中から自分に合った化粧品を買うことができる。2020年11月には、”ついで買い”を超える新たな概念のコンビニコスメ「söpö(ソポ)」の開発・販売への挑戦なども実施し、SNSを中心に多くの反響があるという。さらに、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、スキンケア商品などを中心に外出自粛期間中のオンライン購入比率が約64%と上昇し、ユーザーの需要が高まっている。このような背景の中で、オンラインとオフラインの両軸で技術やノウハウを持つKDDIとの提携により、既存サービスの連携のみならず、新たな化粧品のオンライン購入の体験価値創出を目指すとのことだ。

■今後の取り組みに関して

本提携を通じて、NOINでは新たな化粧品購入体験の創造に取り組む。具体的には、最先端技術を使ったオンラインカウンセリングや自身に似合う化粧品のオンライン版タッチアップ・レコメンドのシステム実装でユーザーが感じる「ネットでコスメを選びにくい」をオフラインでもなくすという。また、au Payのような決済、コマースサービスとの連携、KDDIが運営するプラットフォームとのシナジー創出により、さらに多くの「コスメ選び」に悩む女性と繋がり、1人1人の課題を解決するとのことだ。

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