マネーフォワード、電子契約サービス「マネーフォワード クラウド契約」を開始

株式会社マネーフォワードは、電子契約サービス『マネーフォワード クラウド契約』を、2021年5月より提供開始すると発表した。本サービスにより、紙の契約と電子契約の一元管理を可能にし、契約業務の効率化を実現する。なお、本サービスは、中堅企業向けバックオフィス統合ソリューション『マネーフォワード クラウドERP』のサービスラインナップに加わる。

■電子契約サービス『マネーフォワード クラウド契約』について

『マネーフォワード クラウド契約』は、契約のワークフロー申請から契約締結・保管をクラウド管理できる電子契約サービス。紙の契約書を発行する際に必要な印刷・製本・押印・郵送などの手間や時間、コストを削減できる。紙の契約と電子契約の一元管理が可能で、契約管理の業務効率化を実現する。

特 長:
・ワークフロー申請から契約締結、保管までオンラインで完結できる
・電子契約で印刷や郵送、印紙代などのコストを削減できる
・紙の契約と電子契約を一元管理できる
・クラウド上で契約書の検索ができ、閲覧権限も設定可能
・契約の更新・終了を知らせるアラート機能を提供(2021年リリース予定)
出典元:プレスリリース

■背景

政府は、新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、出勤者7割減を呼びかけ、テレワークを推進している。しかし、押印のために出社する「ハンコ出社」がテレワーク推進のハードルとなり、企業はハンコレス・ペーパーレス実現に向けた、電子契約導入を加速している。一方で、紙の契約書がすぐに電子契約に切り替わることはないという。そのため、企業の管理部門や法務部門の担当者は、紙の契約書と電子契約の両方を管理しなければならず、業務が煩雑になっているという課題がある。こうした課題を解決するため、紙の契約書と電子契約を一元管理できる本サービスの提供を開始したとのことだ。

■『マネーフォワード クラウド契約』開始により実現すること

本サービスと『マネーフォワード クラウド』の各種サービスを連携して、契約締結から債権・債務の発生、会計処理までを一気通貫で管理することができるようになる。本サービスの開始により、今後同社は、経理財務・人事労務に加えて法務領域も含めたバックオフィス全体の課題解決を目指すという。また、これまで多くの中堅企業が利用しているオンプレミス型ERPのイメージを一新。オンプレミス型ERPの多くは、会計財務や人事労務領域の業務を中心とした機能を提供しているが、同社は法務分野も含めたクラウド型ERPとして『マネーフォワード  クラウドERP』を展開する。
出典元:プレスリリース

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