いなげや、デジタルマーケティングの強化を狙い「LINEミニアプリ」を正式導入

D&Sソリューションズ株式会社は、推進する“情報卸”の取組のサービスとしてスーパーマーケット専用に開発した「LINEミニアプリ」、「RETAILSTUDIO」および「ダイナミックプライシング」が株式会社いなげやで導入され、2021年3月3日から顧客向けにサービスが開始されたと発表した。

■背景

同社は小売業のDXを支援するために“情報卸”の取組を推進している。本取組は小売業とデジタルサービスおよびメーカー企業を「データ(情報)の卸」として繋ぐことで、小売業がデジタルサービスを簡単かつ安価で活用し、製・配・販における情報の分断に起因するさまざまな課題を解決することを目指すもの。小売業およびメーカーのDXを推進するため、「開発不要」「初期費用不要」でDXを実現できるデータ倉庫、「RETAILSTUDIO」および「LINEミニアプリ」を独自開発してきた。いなげやではアフターコロナに求められるマーケティングの方法を変え、顧客によりよいサービスを提供するために、店舗のデジタル化を一段と進められる仕組みを探していた。「RETAILSTUDIO」は基幹システムそのものを変更することなく、外付けのマーケティングシステムとして開発不要ですぐに機能するため、「顧客志向の仕組み」へと簡単にシフトすることができるという。同社といなげやは、スピードをもって次世代のマーケティングに取り組むことに合意し、本サービスの導入となったとのことだ。

■サービスの概要

同社の「LINEミニアプリ」は、いなげやの会員カードである「ing・fanカード」と連携して顧客に情報を配信する。加えて、ポイントカードの残高やチラシ表示、コンテンツ配信などの基本的な機能を取り揃えており、デジタル上で一人一人への最適な接客を実現することで、顧客志向のマーケティングへの対応を可能にしているという。新型コロナウィルスの流行により、デジタルサービスを活用した顧客との関係強化は小売業における重要課題であり、多くのユーザーを持つLINE上で動く本サービスは、多数の顧客に価値を伝えられるサービスとなっているとのことだ。
出典元:プレスリリース

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