TechCrunch Japan、編集部と企業を繋ぐスタートアップ向け招待制コミュニティサービスを開始

ベライゾンメディア・ジャパン株式会社が運営するスタートアップ&テクノロジーメディア「TechCrunch Japan」は、スタートアップとスタートアップ支援機関や団体、そしてTechCrunch Japan編集部をつなぐスタートアップ向けコミュニティ「TC HUB by TechCrunch Japan(以下、TC HUB)」のサービスを正式に開始したと発表した。

TC HUBは、参加無料の招待制スタートアップ向けコミュニティ。各ステークホルダーをつなぎ、双方に有益な情報をダイレクトかつスピーティーに共有することで、日本のスタートアップコミュニティの活性化を目指す。2021年3月31日時点で、TC HUBにはすでに約120名のコミュニティメンバーが在籍しているという。
出典元:プレスリリース
TC HUBでは、コミュニティメンバーに対して以下の3つのサービスを提供する。

■Communication HUB

Communication HUBは、TechCrunch Japan編集部との「Slack」を通じたダイレクトコミュニケーションサービス。これまで、TechCrunch Japan編集部とスタートアップとのコミュニケーションには多様なツールを用い、かつ属人的な関係構築の部分があり、スタートアップメディアがスタートアップ企業に対して、時に大きなコミュニケーションコストを強いていると感じていたという。そこでTC HUBでは、TechCrunch Japan編集部へダイレクトかつスピーディにコミュニケーションがとれるSlackを提供し、その「見えないコスト」を無くしていきたいと考えているとのことだ。

Communication HUBによって、不必要なコミュニケーションコストを無くし、スタートアップの本来の役割である「世界を変革するプロダクト・サービスを作ること」に1分1秒でも集中できる環境づくりに貢献できればと考えているという。そのため、今後は、TechCrunch Japanだけでなく国内にある他のスタートアップメディア編集部の参加も歓迎し、よりよい環境づくりのため、交渉を進めていきたいと考えているとのことだ。また、今後コミュニティーメンバー限定のイベントなどを通じて、スタートアップ企業同士の横のつながりが形成されるような取り組みを実施する予定だ。

■Partnership HUB

Partnership HUBは、スタートアップ支援機関や団体と連携して各種ベネフィットを提供するサービス。2021年3月31日現在、TC HUBは以下の組織と連携している。
・立命館大学の起業家育成コミュニティ / ファンド「RIMIX」
ベネフィット:TC HUBのSlack内に「大学向け専用窓口」を設置し、その窓口上で両組織間の人材交流(インターン募集など)や、大学との実証実験に向けたコミュニケーションを可能にする。
今後、積極的にスタートアップ支援機関や団体との連携を加速し、ベネフィットを増やしていく予定だ。

■Information HUB

Information HUBは、通常の編集記事に加えて、スタートアップ企業が主体となって情報発信できるサービス。スタートアップのビジネス概要などのデータのほか、TechCrunch Japanの編集記事、スタートアップが発信するプレスリリースなどの情報を集約したカンパニーページの提供などを予定しているという(2021年7月をめどにリリース予定)。

TC HUBへの参加資格は以下の通り。
・過去にTechCrunch Japanへの記事掲載実績のある、もしくは掲載予定のスタートアップ
・TechCrunch Japanが主催する「TechCrunch Tokyo」や「Startup Battle」など各イベントへの登壇実績のあるスタートアップ

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