ビットコインで家賃の支払いをできるサービスが提供開始

株式会社レーサムは、2021年4月28日に暗号通貨での家賃支払いを可能にするサービス『CryptoResidence』の提供を開始、同時にWebサイトをオープンしたと発表した。

■「CryptoResidence」について

「CryptoResidence」は、暗号通貨(Crypto Currency)で住宅(Residence)が借りられるサービス。日々変動する為替レートをリアルタイムに反映し、その瞬間のレートで家賃を支払うことができる。現在、支払いに使える暗号通貨はビットコインのみだが、今後はその他の暗号通貨にも対応予定だという。
出典元:プレスリリース

■サービス開始の背景

現在の日本の不動産業界は、賃貸物件の家賃支払いは日本円の銀行振込以外受け付けないのが常識だという。海外から帰国して間もない人や、外国人にとっては利便性が低く、住居探しの障害となることも少なくないとのことだ。「資産があるのに使えない」「住みたいのに住めない」という状況は、借り手にとっても、貸し手にとっても、日本経済にとっても大きな損失だという。「CryptoResidence」は、こうした現状を打破し、日本の不動産市場を活性化させたいという想いから生まれたとのことだ。価格高騰にばかり注目が集まる暗号通貨だが、高額な支払いや資産の移動の手段として、高い利便性を持っている。暗号通貨取引所のアカウント取得は銀行口座開設に比べはるかに容易で、その日のうちに利用開始できるという。ビットコインであれば、主な国の通貨から直接両替可能。また、格安の手数料で24時間オンライン上で両替・送金できるという利点があるとのことだ。

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