IoTソリューションを簡単に実装できるプラットフォーム「ifLink」、一般利用者向けのベータテスト版を公開

一般社団法人ifLinkオープンコミュニティは、2021年6月2日 より、Android OSで動作するアプリ「ifLinkエンジン」「レシピツール」の一般利用者向けベータテストを開始すると発表した。

ifLinkオープンコミュニティは、2020年3月の設立以来、企業や学校、団体など100社を超える会員と、IoTシステム・サービスの発想、試作、実証等の活動を進めてきた。2021年5月には、本コミュニティの活動から新型コロナ対策ソリューションが商用化されたという。

ifLinkとは、IoTを実現する際に障壁となる各種センサー・機器・スマホアプリ・Webサービス等との連携機能を、選択可能な機能部品として提供することで、誰でも簡単にIoTソリューションを実装できるプラットフォーム。本コミュニティでは、これまでにさまざまなソリューションのアイデア発想や試作をコミュニティ会員内で進めてきたが、 今回、さらなる利用の拡大と技術者への浸透を目指し、会員限定で利用していたアプリ「自分でつくれるIoT ifLink」をベータテスト版として一般公開するとのことだ。
出典元:プレスリリース
ベータテストアプリはGoogle Playからインストールできる。今回のベータテストでは、IoTの機能や開発に知見のあるエンジニアや、IoTを使ったソリューションアイデアを持つ学生、大規模な実証実験をする人が利用できるという。

■ifLink エンジン

様々なIoT機器やWebサービスの動作を、IF(~したら)、THEN(~する)という形で組み合わせて簡単に設定し実行することができるIoTアプリ。本体に搭載されているものと、追加インストール可能なifLink マイクロサービスを使用することで、30以上のセンサー・デバイス・Webサービスを利用することができる。
出典元:プレスリリース

■ifLink レシピツール

「ifLink エンジン」と組み合わせて使用するツール。1) 手動でのレシピの作成、2) IF-THENカードによるレシピ作成/動画再生、3) 既存レシピのQRコード実行、が可能だ。
出典元:プレスリリース

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