運転中にリアルタイムで交通違反をアナウンスするスマホアプリが提供へ

交通安全事業を手掛けるジェネクスト株式会社は、運転中にリアルタイムで交通違反を音声でアナウンスする企業向けスマホアプリ「AI-Contact NOW」を「無事故(ムジコ)の日」である2021年6月25日より提供開始すると発表した。アプリは、App Store(iOS版)、Google Play ストア(Android版)から無料でダウンロードできる。

「AI-Contact(アイ・コンタクト)」は、スマホで取得した走行データと、全国の標識情報データベースを照合させ、交通違反を可視化する企業向け事故削減アプリ。2018年からサービスを開始しており、導入企業では例年40件以上の事故があったところが導入後0件になったり、自動車保険料が1億円以上のコストカットにつながったりするなどの効果を上げているという。

これまでの「AI-Contact」では、運転終了後にどれだけ交通違反をしていたかを計測するアプリケーションだったが、今回提供開始する「AI-Contact NOW」では、運転中にリアルタイムで交通違反を検知し、音声でドライバーに危険を喚起することができるようになったため、より交通違反の削減効果/即効性が高い製品となっているとのことだ。

■POINT.1「交通違反をさせない」

運転中に「AI-Contact NOW」アプリを起動していると、交通違反中/違反前にドライバーに対して、危険をアナウンスする。例えば法定速度を超過している場合は速度を落とすように、事故の危険性が高い一時停止線が走行先にある場合は、停止をするようにドライバーに音声で注意喚起する。
出典元:プレスリリース

■POINT.2「ドライバー毎に最適化されたアナウンス」

アナウンスされる内容は、ドライバー1人1人の運転特性の情報をもとに、常に最適化される。例えば普段から一時停止線でしっかりと停止できているドライバーに対しては、一時停止の危険予測アナウンスがなされなくなる。安全運転が定着すると、最終的にアナウンスが鳴らなくなる。
出典元:プレスリリース

■POINT.3「アナウンス後に交通ルールを守ったか分かる」

ドライバーに対して行われたアナウンス後に、そのドライバーがアナウンス通りに交通ルールを守って走行したかどうかを、運行管理者は確認することができる。これらの機能を活用することで、企業全体で安全運転を効率よく徹底させることが可能だ。
出典元:プレスリリース

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