メールやチャットのテキストから感情を分析するツールが無償提供を開始

SBテクノロジー株式会社(以下、SBT)の子会社で、現代に働くビジネスパーソンの仕事の質の向上を目指し、Microsoft 365の利活用教育サービスを通して企業のDX推進を支援している株式会社 環は、メールやチャットのテキスト(文章)に含まれる感情を分析するツールのWeb版の無償提供を2021年7月7日より開始すると発表した。

出典元:プレスリリース

■提供の背景

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、テレワーク化が急速に進み、慣れないオンラインでのコミュニケーションが増えたことで、組織におけるコミュニケーション課題が顕在化され、認識されるようになってきた。社内で相手の姿が見えた時に、少しだけ、聴く、話す、確認するといったコミュニケーションの頻度が減り、相手の姿や状況が見えないことで過度な遠慮が生まれ、表情や様子から変化に気づけないことで「情報」や「感情」の受け取り違いが起きているという。

メールやチャットの特性を理解しないままのやり取りは、発言者の意図を正しく伝達できず、受信者が本意ではないように受け止めてしまう、といったミスコミュニケーションを引き起こし、結果として業務や人間関係に支障をきたす原因となることがある。また、コミュニケーションの質は、モチベーションをはじめ、メンタルヘルスにも大きく影響する可能性があるとも言われているという。

このような課題を解決するために、ツールの利活用やオンラインコミュニケーションの研修を提供している環では、”コミュニケーション =「情報」を伝え、「感情」を共有する” ために用いられるメールやチャットで送られるテキスト(言葉)を相手がどう受け取るかを意識させ、円滑なコミュニケーションができる組織へ導くためのセルフ診断ツールとして、テキスト感情分析ツール(Web版)の無償提供を開始するとのことだ。

■サービス概要

・仕様
入力されたテキスト(文字)に含まれる感情を肯定的、中立的、否定的 3パターンの割合で診断
最大分析文字数333文字
月分析上限5,000回

Azure Cognitive Services Text Analytics
<結果画面サンプル>
出典元:プレスリリース
・提供開始日:2021年7月7日

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