千葉市とクラダシ、フードシェアリングサービス導入を促進する取り組みで連携

社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシは、千葉市と連携し、市内食品関連事業者向けにフードシェアリングサービス導入を促進する取り組みを実施すると発表した。

■背景

日本は世界でも有数のフードロス大国と言われており、年間約600万トンのフードロスが発生しているという。これは、日本人1人当たりが毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てているのと同等量とされている。昨今、SDGsの普及やコロナ禍の飲食店の営業自粛、家庭での食事機会の増加などにより、フードロス問題への興味関心はさらに高まっているとのことだ。

クラダシは、食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」で販売することでフードロスの削減に取り組んでいる。そこで、フードロス・廃棄コストの削減やコロナ禍における事業者支援を行うことを目的に、クラダシと千葉市はフードシェアリングサービスの導入を促進する取り組みを実施するとのことだ。

■実施内容

①「KURADASHI」導入サポート
フードシェアリングサービスの導入について相談できる千葉市内事業者専用のサポート・相談窓口を設け、「KURADASHI」の円滑な導入を図るとともに、千葉市内事業者で発生するフードロスの削減に取り組む。
・対象:千葉市内食品関連事業者
・サポート・相談費用:無料

②千葉市限定プロモーションの実施
・市内事業者向け:「KURADASHI」トップページでの千葉市特集バナー掲載
・市民向け:「KURADASHI」で使える400円OFFクーポンの提供
                 市内事業者商品の送料無料キャンペーン

③事業者向けオンライン説明会
フードシェアリングサービスの導入、利用方法等について、事業者向けに説明する。
・日時:8月24日(火)
     第1回 10:00~12:00
     第2回 14:00~16:00
・講師:株式会社コークッキング代表取締役CEO・川越一磨氏
      株式会社クラダシ代表取締役社長・関藤竜也氏
                      事業推進本部営業部・後藤英次郎氏
・対象:市内食品関連事業者
・定員:各回先着80名
・参加費:無料

④消費者(市民)向けオンライン説明会
フードシェアリングサービスの活用方法や、フードロス問題について、消費者(市民)向けに説明する。
・日時:9月4日(土)
     第1回 10:00~12:00
     第2回 14:00~16:00
・講師:株式会社コークッキング代表取締役CEO・川越一磨氏
     株式会社クラダシ代表取締役社長・関藤竜也氏
・対象:千葉市内に住む人
・定員:各回先着80名
・参加費:無料

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