近年、IT利用促進の潮流やコロナ禍の影響(巣ごもり需要の拡大)を受けて、地方・中小企業におけるEC事業の新規開設、本格稼働の流れは加速しているという。地方・中小企業においてこのような新しい取り組みを行う際に課題として多くあがっていたのは、資金面の他、都市圏との「情報格差(知識・ノウハウ)」だった。しかしながら、オンライン環境下もあり、専門支援会社や各種団体によるウェビナー(オンラインセミナー)などが数多く開催されるようになったため、解消傾向にあるという。ソウルドアウトは、次のステップとして、個社別の課題へ向き合うことができる環境を整備することが必要と考えたとのことだ。また、ソウルドアウトは「自他共栄」という社是のもと、各領域における有識者とのパートナーシップを積極的に持っているが、その中には自身が持つ知識、経験を出身地、地元企業へ提供していきたいと考える人が多くいることを知ったという。この2点を踏まえ、EC展開における商品企画、生産、物流、販促、ブランディング、CRM、人材採用等、それぞれの領域で活躍中の有識者(以下、アドバイザー)とアドバイスを受けたいと考える企業とのマッチング、継続的にコンタクトを行うことができるコミュニティの開設、運営を行う。
EC相談所は、以下2点の活動を行う。
1.有識者へ全方位での相談が可能な「相談会」を開催
2.有識者及び会員メンバーと交流・意見交換が可能な「コミュニティスペース」の提供