暗号資産取引所ビットバンク、ミクシィとセレスから合計約75億円の資金調達を実施
2021/9/3
ビットバンク株式会社 は株式会社ミクシィと資本業務提携契約を締結し、同社を引受先とした第三者割当増資で約70億円、および既存株主株式会社セレスからの追加出資5億円と合わせ、総額約75億円の資金調達を実施すると発表した。
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■資金調達の背景と目的
同社の強みである暗号資産領域における最先端の技術力と、ミクシィが展開する多様なサービスのユーザーベース、コンテンツ群とのシナジー効果は大変高く、協議・検討を進めた結果、それぞれの強みを生かし協調関係を築き上げることで、今までにない新たな価値創出が可能になると確信しているという。
同社は今回の調達資金をもとに、今後、ますます拡大が予想される暗号資産市場において、顧客資産の強固な保全を目的とした財務健全性の強化、また既存事業のさらなる強化並びにIEO、ステーキング、カストディ、NFT、L2決済など新規事業の創出を目的とした積極的投資を行うとのことだ。
今回の第三者割当増資等により、手元資金(暗号資産を含む)は約150億円、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が定める「資金決済に関する法律に関する自主規制規則」に基づく財務健全性指数(自己資本規制比率に準じる指数)は約400%となる。また増資後における上位大株主の持ち株比率は以下の通りとなり、同社はミクシィとセレスの持分法適用関連会社となる。
廣末紀之(代表取締役社長、創業者):31.4%
株式会社ミクシィ:26.2%
株式会社セレス:22.4%
■日程
(2) 契約締結日 2021年9月2日