送金アプリ「pring」、山口県山口市の商店街向けデジタル地域通貨を発行

送金アプリ「pring(プリン)」は、令和3年度に山口市中心商店街向けデジタル地域通貨として採用されたと発表した。

デジタル地域通貨はプリンアプリ上で簡単に購入、発行が可能なため、デジタル地域商品券やPayアプリを一から構築するのと比べ、低コストかつ、スピーディに発行でき、商店街といった規模でも発行元の負担を大幅に軽減可能だ。また、pringではアカウントの登録に際して全ユーザーにeKYCを行い、住所を含む正確な個人情報を有しているため、なりすまし購入や重複申請を防止でき、さらに、加盟店の換金業務が不要のため、不正な換金などを防止でき、地域住民が適正にデジタル地域通貨を利用できるとのことだ。
出典元:プレスリリース
また、本デジタル商品券利用可能加盟店が令和3年度の「エール!やまぐちプレミアム共通商品券」の加盟店でもある場合、利用住民は両方の商品券・地域通貨を併用することが可能だ。このように、地域住民にとってより使い易く、地域振興事業として活用しやすい環境を整えているという。なお、令和3年度の「エール!やまぐちプレミアム共通商品券」のデジタル商品券利用者向けアンケートにおいては、約85%が「1円単位で利用できること」「引き換えが不要であること」などを理由に、次回商品券が実施される場合、紙商品券よりもデジタル商品券を購入したいと回答したとのことだ。

■pringメンバーズカード(地域通貨/地域商品券)の特長

1.消費者が独自デジタル地域商品券と通常のプリン残高(日本円)を併用可能
2.自治体が独自基準でデジタル地域商品券を発行でき、利用店舗も独自に決められる
3.自治体が決済情報などアプリで取得するデータを取得可能

デジタル地域商品券の申込~購入~決済に至るまで非接触で完結できるため、安心して利用できる。また加盟店側においては、紙の商品券で発生する受領・裏書き・集計・保管・換金が不要なため、現場の運用工数を削減可能だ。
出典元:プレスリリース

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